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CIAはラテンアメリカに「対テロ世界戦争」を仕掛ける作戦(レッ・ボルテール、IBLNEWS)
3月17日付レッ・ボルテールは、CIAとモサドがラテンアメリカ諸国に「9・11=3・11」タイプのテロを仕掛けて「対テロ世界戦争」のペースにはめる作戦を取ろうとしている、という内容の記事を掲載しています。
本来ならば全訳してお目にかけたいのですが、私個人に現在それだけの余裕がなく、最初の要約の部分の訳と、大体の内容の紹介だけにさせていただきます。
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http://www.redvoltaire.net/article4259.html
レッ・ボルテール 2005年3月17日
MANUEL FREYTAS
『CIAはラテンアメリカに「対テロ世界戦争」を仕掛ける作戦』
『テロリズム計画』の中でFARKをアル・カイダや『イスラム・テロ』と結び付けるのが米国諜報機関の夢である。社会的な紛争と『9・11ラテンアメリカ版』はすでに進行しつつある。ラテンアメリカでCIAは『テロリズム』を増大させる工作のための『下準備』にかかっている。
【後略】
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本文では、90年代までのCIAとモサドによる、ラテンアメリカでの反米活動の封じ込めと軍事独裁政権のでっち上げを説明し、現在ではFARC(コロンビアの反体制・分離主義者の軍事組織)を「ラテンアメリカのアル・カイダ」「ラテンアメリカのETA」として利用し、さらに「FARCとアル・カイダの連結点」を作り上げて「9・11=3・11」型のテロを頻発させ、この地域を『対テロ世界戦争』の場に変えようとする策謀を推し進めている、という内容になっています。
『9・11ラテンアメリカ版』に関連して、あのリンドン・ラルーシュが、2003年8月に「The Fascist Fall-Guys for a New, Hispanic '9/11' Attack on the U.S.」で、米国でラテン系のテロリスト(実際はスペイン人ファシストグループ)による「第2の9・11」を予想しています。さらに2004年1月に「LaRouche Blast Exposes Synarchist Pro-Terrorist Operation」という記事で、特権階級の支配者によるテロ作戦(特にラテンアメリカ発)に対する注意を呼びかけています。
http://www.larouchepub.com/other/2003/3032maritornes.html
http://www.larouchepub.com/other/2004/3103maritorn_updt.html
「ラテン系のテロリスト」が米国を襲うのかブラジルかアルゼンチンを襲うのか、は分かりませんが、私はラテンアメリカ諸国を巻き込む形で、CIAとモサドが企画した大規模テロが数回起こる可能性は高いと思っています。
同じく3月17日付のIBLNEWSに次のようなものがあります。これも申し訳ありませんが要約部分の訳と大まかな説明だけにさせていただきます。
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http://iblnews.com/txt/noticia.php?id=125933
IBLNEWS 2005年3月17日
『CIA長官、ラテンアメリカに不安定化の震源がある、と繰り返す』
CIA長官のポーター・ゴスは本日、2006年にラテンアメリカの多くの国で行われる選挙期間が「不安定化の震源」と化する可能性を繰り返し強調し、テロが米国とメキシコとの国境を越えて来る可能性は「非常に重大だ」と表明した。
【後略】
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ゴスは、ラテンアメリカ地域について、中東やアフリカと並んで世界で最も不安定化する危険の高い地域である、と述べ、ラテンアメリカからのテロリストがメキシコとの国境を渡る危険性について強調しています。
中東にしてもアフリカにしても、当然のことですがラテンアメリカでも、今まで「不安定化」を図ってきたのは当の米国自身であるわけですが、なにせ「あからさまな嘘ほど通用する」ことに味をしめている国ですから、何でもやってくるでしょう。
なお、最近の中南米情勢に関しては次の「田中ニュース」を参考にしてください。私は少々田中さんの見通しは楽観的に過ぎるような気もしますが。
http://www.tanakanews.com/f0306LaAm.htm
『南米のアメリカ離れ』