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(回答先: 独島防衛に向け漁民たち立ち上がる (朝鮮日報) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 16 日 21:43:44)
ホーム > 社説・コラム > 社説 記事入力 : 2005/03/16 20:59
「竹島の日」で日本が失うもの
日本の島根県議会が16日「竹島(独島の日本式名称)の日」を制定する条例案を可決した。
島根県は深刻な後遺症を警告する韓国側の指摘を無視し、日本政府は「地方議会の仕事に中央政府は介入できない」とし、条例案成立を幇(ほう)助した。韓日両国が国交樹立40周年を迎え、友情年を宣言した年に、日本は韓国の領土を自らの領土だと主張する宣戦布告に近い敵対行為に乗り出したのだ。
日本は、韓国の世論などどこ吹く風としながら独島への挑発し、歴史教科書歪曲を推し進める日本の態度から日本の平和憲法構造を変え、日本の政治軍事的な影響力を拡大したいという日本の新右翼の構想が読み取れる。
与党自民党の主役に浮上したこうした戦後世代の政治家の中から、将来の首相が生まれる時代になれば、韓日両国の間にはある種の深刻な事態が起きかねないという気さえする。
しかし、日本の政治家たちのこうした構想はあまりにも近視眼的だ。現に世界経済の機関車と呼ばれる北東アジア情勢の裏側には、新興中国の急速な台頭と、これに対する日本のけん制が衝突していきながら、その底流に危険極まりない渦を形成する兆しが見られる。
この地域の主な当事国の慎重な行動が求められる状況だ。韓国は、下手をすれば、協力から摩擦へと暴走しかねない日本と中国をつなぐ中心的役割を果たせる戦略的位置を占めている。しかも、韓国と日本は韓米同盟、米日同盟という二重の同盟による協力関係で結ばれている。
こうした北東アジアの安定メカニズムを日本自ら破壊することは一種の自害行為に当たる。日本がもし韓国が現在国際社会で窮屈な立場に置かれていると見て、これを機に小さな利益を得ようとするならば、日本は将来より大きな損失を被るだろう。
最近、日本は経済力を基に国際舞台で一層重要な役割を担う意志を表明している。しかし、そうした日本がすぐ隣の国、しかも歴史的負債を負っている国の領土を狙うかのような露骨な行為を見て韓国はもちろん、世界がどういう視線で日本を眺めることになるかを一度顧みるべきだ。
もう一つは歴史を歪曲し、独島を狙う日本政府と島根県の行為は両国国民の間でようやく芽生え、根を下ろし始めた草の根の友好ムードに水を差し、数十年を後退させてしまうという点だ。
政府は韓国と日本、そして北東アジア地域全体の未来像を頭の中に描いて、確固たる原則の下で厳しく対処する一方で、興奮状態で何ら外交的な利益も得ず、両国間の葛藤を助長する愚を犯してはならない。
稼動できるあらゆる外交手段、そして、その効果までを冷徹に見通しながら必要かつ適切な措置を段階的に講じていくべきだ。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/16/20050316000090.html