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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★( 9日)違法入植は政治主導だったとの報告書
★(10日)神が首相を殺せば良いとヨセフ師
★(11日)ガザ撤退後の国境警備でエジプトと合意
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2005年3月9日(水)
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*サッソン検事が過去12年間の違法入植の報告書を首相に提出。政治
家の援助により、違法入植が進んでいる実態が明らかになった。米国
政府は直ちに違法入植拠点の撤去を行うように警告した。(P,H,7)
*エレズ検問所で行われたモファズ国防相とアッバス議長の会談で、エ
リコとツルカームを自治政府に引き渡す合意が成立。具体的な手順に
ついて今日から協議が行われる。(H,I)
*ヒズボラがレバノンのベイルートで数十万人規模の大規模なシリア支
持のデモ。ベイルートでは反シリアのデモが続いていたが、ヒズボラ
の動員数はそれらをはるかに上回った。(P)
*複雑なレバノン情勢の中、ヒズボラが存在を主張するためにイスラエ
ルを挑発する可能性が高いと、軍事専門家が分析。イスラエルがレバ
ノンを攻撃すれば、ヒズボラの人気が高まるため。(P,H)
*国防軍のヤロン参謀長が、パレスチナ人労働者のイスラエル国内での
労働は2008年までに無くすべきだと発言。パレスチナ経済を援助
し、雇用を創出すべきだと指摘した。(P,I)
*リクード反主流派議員の造反で、今年度予算の成立がますます困難に
なる中、リクードが総選挙の準備を開始。もし今月末までに予算が通
らないと国会は自動解散、すぐに総選挙となるため。(P)
*一方的分離に関して国民投票を行うかどうかを討議している国会の法
律委員会が、最初の採決を3月21日に行うと決定。委員会は意見が
分かれており、結果は予断を許さない。(H,P)
*自治政府の治安部隊再編を助けるため米国から派遣されるワード特使
が、20人以上のスタッフを連れて1週間以内に着任へ。(P)
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2005年3月10日(木)
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*5人の死者を出した先月末のテルアビブでの自爆テロに関わったイス
ラム聖戦のメンバーを国防軍がジェニン近郊で殺害。家を包囲して投
降を呼びかけたが、激しく抵抗し、銃撃戦になった。(P,I,7)
*サッソン報告でシャロン首相が違法入植拠点の設置に関わった疑いが
出ているため、内外から様々な反響。撤退に反対する右派は、これを
理由に首相を失脚させ、一方的分離の中止を目指す構え。(P,H,7)
*パレスチナの全武装勢力が攻撃中止に合意したとの自治政府のラジョ
ウブ治安顧問の発言を、ガザのイスラム聖戦とハマスが否定。自治警
察とイスラエル治安機関の協力体制を激しく非難した。(P)
*一方的分離に反対を決めたシャスの霊的指導者オバデヤ・ヨセフ師が
プリムの祭りの説教で「神がシャロン首相を殺されるように」との趣
旨の発言。首相の抗議で取り消された。(P,H,I)
*国防軍が装甲車などに搭載できるミサイル迎撃システムを完成。近距
離から発射されるミサイル砲などをショットガンのようなシステムで
迎撃する。重い装甲が不要になると期待されている。(P)
*2000年にベツレヘムにオープンした後、紛争で閉鎖されていたホ
テルが営業再開へ。場所はラケルの墓の近くある。(H)
*アインシュタイン博士の論文発表から100年を記念し、ヘブライ大
学が記念事業。博士の遺産を管理する同大学では、博士のキャラクタ
ー使用をディズニー社に許諾し、260万ドルの収入を得る。(P)
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2005年3月11日(金)
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*モファズ国防相がエジプトでムバラク大統領らと会談し、ガザ撤退後
のエジプト国境地帯(フィラデルフィ回廊)の警備について協議。意
見の違いはあったが「基本合意に達した」と国防相は語った。(P,H)
*エジプト政府の情報担当者が、ハマスが軍事組織から政治政党に変化
する兆しを見せているとの見方を表明。(H)
*予算案に対する賛成固めは難航中。シャロン首相は、予算が通らず自
動解散で政権が倒れる可能性があると語り、リクード女性党員など多
くの勢力に対して協力を求めた。(P,H)
*西岸地区の入植者組合が、ガザの入植地に違法に資金を融通し、撤退
反対運動などに使用した疑い。内務省が調査を開始した。(P,H)
*エリコが自治政府管理下に戻るため、自治区ではカジノ再開に期待。
紛争前、カジノは多数のイスラエル人で賑わっていた。しかし、エリ
コの引渡しは検問に関する意見の相違で遅れている。(P,I)
*フランスのラファラン首相が来週、初のイスラエル訪問。EUで高ま
っている反ユダヤ主義についての対策などを説明する。(H)
*EU議会がヒズボラをテロ組織に認定するかどうかを検討するため、
テロとの関係を調査中。EUは強大な軍事力を持ったヒズボラが「政
治勢力」だとの見方を変えていない。(P)
*来週予定されている虐殺記念館新館の完成式典に、米国がニューヨー
クのブルームバーグ市長を派遣することを決定。(H)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
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各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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