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※ URUK NEWS イラク情勢ニュース (webサイト)
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
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【SITIANさんの投稿No.0820】 およびML参加について
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読者の皆さんに不快な思いをさせる投稿が配信されたこと、残念です。
既にご存じの方が多いと思いますが、このメーリング・リストはFreeMLのシス
テムを使って配信されています。FreeMLでは、各MLの管理者が参加者の退
会(=配信停止)を処置することができても、「参加させる」ことはできないよう
になっています。つまり、システムとして、本人の希望なしに「参加」することは、
100%ありえません。 (SITIANさんの参加は、そのようなシステムになって以
後のことです) 事実無根のことなので、どうぞ笑って無視してください。
(転送・紹介歓迎は、これより下)
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URUK NEWS イラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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05/03/11 (金)
[飛耳長目録 today's news list]
・米国はアブグレイブ収容所をイラク人に委譲
Shamed US to hand over Abu Ghraib prison to Iraqis
☆米軍はアブグレイブ監獄を手放すか
U.S. Military May Abandon Abu Ghraib
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☆★恥じ入る米国はアブグレイブ収容所をイラク人に委譲
Shamed US to hand over Abu Ghraib prison to Iraqis
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http://www.guardian.co.uk/Iraq/Story/0,2763,1434264,00.html
※若干の解説: 表記の見出し&URLで、3月10日付の英紙『ガーディア
ン』が報じた。その前、今月8日付のAP通信は、その時点ではまだ未決定と
しつつも、アブグレイブをイラク人に委譲することを検討している背景には、レ
ジスタンス勢力からの攻撃が頻発していること、イラク人の拘束が増え、現行
システムでは対応しきれない状況にあることを示唆している。
また、イラク人に管理を委譲するといっても、これまでにも米・英軍だけでな
く、イラク暫定政府およびイラク軍も収容者の虐待・拷問にたずさわっていた
ことが明らかになっており、形式的に米軍からイラク側に管理が委譲されるだ
けでは、アブグレイブをめぐって発覚した問題の解決にはほど遠い。
次に、AP通信3月8日付の報道を紹介する。多分に米軍筋からの提供情報
が主となっているようであり、状況を把握するための参考までに。
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☆★米軍はアブグレイブ監獄を手放すか
U.S. Military May Abandon Abu Ghraib
AP通信 3月8日
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http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story2&u=/ap/20050308/ap_on_re_as/iraq_prisons
バグダッド発:
バグダッドにある悪名高いアブグレイブ収容所への絶え間ない攻撃のため
に、米軍はこの施設をイラク政府に返還し、彼らの重要な収容者をより安全
な場所に移さざるをえないかもしれない−−ある米軍高官が語った。
アメリカが首都郊外に位置するその施設から引き揚げる計画を検討するな
かで、1月30日前後のゲリラ取り締まりによって、イラクの収容システムが限
界に達したことを数字が示している。
イラク拘束作戦担当の広報官であるジョンソン中佐はAP通信に、「われわ
れが収容所をアブグレイブから移動させたいと考える理由は、ゲリラからの
攻撃をしょっちゅう受けてきたことである。新しい施設はバグダッド国際空港
の巨大な施設軍のなかに設けられ、攻撃の影響をあまり受けないですむ」と
語った。
アブグレイブは虐待スキャンダルで悪名を馳(は)せた。裸にされて怯えるイ
ラク人収容者が、米軍の警備兵によって虐待されて屈辱を与えられ、それを
写した写真が昨年4月に発表されたあとに悪名が広がった。
しかし、収容所移転の計画はまだ決まったのではない、とジョンソンは説明
した。軍はまだしばらくはこの施設を運営し続けるだろうという。
ジョンソンによると、アブグレイブの収容者は二つのグループに分けられる
という。一つはアメリカの支配下で「治安拘束された者」であり、もう一つはイ
ラクの司法制度のもとある一般のイラク人犯罪者である。
アブグレイブは280エーカーの広さの施設で、厳重警護の建物から危険度
の低いテント村までが入り混じっており、バグダッドの西方のハイウェイ沿い
に位置している。
この施設はゲリラからの攻撃を繰り返し受けてきた。
ジョンソンは、「イラク人はこれを治安拘束者の収容ではなく、司法省のもと
に常習犯罪者などを収容する一般刑務所として使用し続けるだろう」と語っ
た。「おそらくは、全施設を引き継ぐことになるだろう」。
アブグレイブに拘束されている者の数は、本来の収容能力を上回っている
が、「管理可能な範囲だ」とジョンソンは述べ、軍が施設の移転を検討してい
るのは、過密状態ではなく安全確保が主な理由だと説明した。
先週末に米軍から発表された数字によると、アブグレイブ収容所は満杯に
なっている。イラクには同じような性質の施設が3ヶ所にあり、(他の2ヶ所は)
南部の都市ウム・カスルにあるキャンプ・ブッカと、バグダッド国際空港にある
キャンプ・クロッパーである。
アブグレイブは既に3200人を収容しており、設計時の収容人員2500人
を超えている。キャンプ・ブッカは5750人の拘束者を収容しており、定員を
550人上回っている。サダム・フセインを含む110人の重要人物を収容して
いるキャンプ・クロッパーが、まだ満杯になっていない唯一の監獄である。
多くの容疑者が選挙の安全を確保するために検挙され、1473人以上が
投票前の2週間で捕らえられたことを数字が示している。
選挙のあと、つまり先月、その数は減ることがなく、1927人の容疑者が拘
束され、1049人が拘置施設送りとなった。
ジョンソンは、「その数は、イラク政府を弱体化し国の安全を脅かそうとする
者を部隊が捕獲し続けているという現実を反映したものだ」と語った。
米軍は数ヶ月にわたってキャンプ・ブッカを修理中で、新しい施設は3月の
終わりまでに使用開始となるかもしれない。
米軍関係者によると、再評価と釈放を検討する委員会が有志連合軍と暫
定イラク政府によって設置され、アブグレイブの不祥事が発覚したあと8月に
仕事を始め、2004年中に9000人の拘束者を解放した。1月1日以降は
1400人が解放されている。
(米軍によると)アブグレイブほかの監獄は、確信犯的な拘束者とゲリラに
一杯である。
ジョンソンは、「投獄されている者のために、この施設が本来的に危険な場
所となっている」と語った。「われわれは危険をリカし、警護要因と問題処理の
リーダーを訓練し、絶えず手続きを見直している」。
アブグレイブ監獄とキャンプ・ブッカ収容所では、少なくとも3度の暴動が発
生し、1月31日に起こった最も最近のケースでは、キャンプ・ブッカでの暴動
に際して米軍警備員が収容者に発砲し、4人を殺害、6人を負傷させた。
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※ イラク・レジスタンス・レポート
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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