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URUK NEWS イラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2005/03/07 (月)
[飛耳長目録 today's news list]
☆米海兵隊、ゲリラ制圧にイラクの傭兵部隊を採用
Marines Employ Iraqi Mercenary Force to Crush Rebellion
・解放されたイタリア人女性記者、米軍に撃たれる
BBC: Hostage's shooting 'no accident'
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☆★米海兵隊、ゲリラ制圧にイラクの傭兵部隊を採用
Marines Employ Iraqi Mercenary Force to Crush Rebellion
by Chris Shumway ニュー・スタンダード 3月4日
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http://newstandardnews.net/content/index.cfm/items/1514
3月4日:
イラクの正規軍部隊および治安部隊の兵士採用と維持にほとんど成功しな
かった経験から、イラク・レジスタンスの戦士を追跡し拘束するために、米軍
は民兵的な国内武装勢力を雇っていた−−ロイター通信が報道した。
イラクに「サルバドル方式the Salvador option」を導入したというウワサの計
画にも似た作戦計画のなかでは、現地の準軍事的組織を確立するという強
攻策は、より攻撃的な対ゲリラ作戦にむけた第1段階を示すものと言える。こ
の作戦は、エルサルバドルで大衆的な革命を鎮圧するために1980年代に
採用された悪名高い「暗殺集団」作戦の一部にもとづいている。
1月には、米海兵隊は「イラクの自由防衛隊」を創設した。61人の部隊員
はそれぞれ月400ドルが支給されて、ファルージャとラマディを含むアンバル
州に広がるゲリラ容疑者への尋問と捕獲、戦闘をおこなう。
イラク国防相の権限を離れて活動する私的な民兵組織は、米国が押しつけ
たイラク暫定憲法にも違反している。イラク行政法(仮)第27条(b)には、「イ
ラク暫定政府の指揮系統下に入らない武装組織および民兵は、連邦法にも
とづくもの以外は禁止される」と書かれている。
だが海兵隊の司令官は、自由防衛軍がそのような実体となっていることを
否認している。第7海兵連隊司令官であるクレイグ・タッカー大佐は、ロイター
通信に、このイラク人部隊は、例えばブラックウェル社のように、米軍と米国
高官のために働いているアメリカの傭兵企業と同じようなものだと語った。
テロリストおよびレジスタンス戦士をより効果的に追跡するために、米国が
イラク人の準軍事組織を設立するという構想は、今年初頭に初めて明らかに
された。『ニューズウィーク』誌が、ラムズフェルド米国防長官と他のペンタゴ
ン高官はある戦略の実行を真剣に検討しているという「高級陸軍将校」の言
葉を報道し、それはエルサルバドルでFMLN(ファラブンド・マルチ民族解放
戦線)のゲリラ(=革命、訳者補足)運動を潰(つぶ)したことに似ていると。
それは「サルバドル方式」と呼ばれるもので、米国に支えられた中米の悪名
高い暗殺集団のイラク版を、米軍の参謀たちが胸中にどのように描いている
かはほとんど知られていない。他のラテンアメリカ諸国と同様に、エルサルバ
ドル、グアマラ、ハイチ、ニカラグアにおいては、CIA(米中央情報局)に支援
され一般市民のなかで活動する準軍事組織によって、非戦闘員および非暴
力活動家たちがしばしば殺害され、あるいは抹殺された。
イラク自由防衛軍の部隊指揮官モニル・カプティンは、伝えられるところによ
ると、以前には軍の訓練を受けたことのない20歳のイラク人で、流ちょうな英
語を話すという。彼は先週の任務では、仲間のイラク人を保護するために戦
闘していたと語った。「バグダッドでの生活は良くなり始めた。その理由はこの
砂漠のなかで戦っている私と仲間ゆえだろう。彼らは平穏に生活ができる」と
彼はロイター通信に語った。
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☆★解放されたイタリア人女性記者、米軍に撃たれる
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●解放の伊女性記者「米に気をつけろと警告された」と手記
日経新聞 3月7日
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20050307D2M0600K07.html
「米国に気をつけろと警告されていた」――。イラクで武装組織から救出さ
れた後、米軍の銃撃を受けて負傷したイタリア人記者、ジュリアナ・スグレー
ナさん(56)は6日、自らが所属する左派系紙「マニフェスト」に手記を掲載し、
米軍に狙われたと感じていることを示唆した。 ・・・
◆BBC
And writing in her left-wing Il Manifesto newspaper, she said upon her
release
her kidnappers warned her to be careful 'because there are Americans who
don't want you to go back'."
●命救われた記者 「米兵は私を狙って撃った」
東京新聞 3月7日
http://www.chunichi.co.jp/iraq/050307T0953.html
・・・ スグレーナさんの証言では、カリパリ氏は車内から電話で関係当局と
会話し、米伊両国とも護送車が通行することを十分に分かっていたはずだと
いう。 また、AFP通信によると、スグレーナさんはイタリアのテレビ局に、
「米国人が交渉によって人質が解放されることを望んでいないのは皆知って
いる。私が彼ら(米兵)の標的だったということを否定すべき理由はないと思
う」と語った。 ・・・
◆BBC
Ms Sgrena told BBC News she could not say "why they shot at us in this
way". "But it's a very big responsibility and we ask a response on what
happened," she said. "It can't be just said that it was just an accident.
We can't accept this, it is not possible."
She said Italian officials knew her car was on the airport road and she
assumed they had informed the Americans.
◆AP
"The fact that the Americans don't want negotiations to free the hostages
is known," the 56-year-old journalist told Sky TG24 television by telephone,
her voice hoarse and shaky. "The fact that they do everything to prevent
the adoption of this practice to save the lives of people held hostage,
everybody knows that. So I don't see why I should rule out that I could have
been the target."
●銃撃受けた伊女性記者の証言、米軍の主張と食い違い
読売新聞 3月6日
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050306i113.htm
・・・ 事件当時、ズグレナさんは車で空港に向かっていた。米軍側は「検問
所で停止するよう車にライトをあて、威嚇射撃で警告した」と主張。ズグレナさ
んはこれを否定したうえ、「撃ったのはパトロール隊。ライトがあたってすぐ、
多数の銃弾が飛んできた」と証言。米軍側は「車は逆に速度を上げた」とする
が、ズグレナさんは「ふつうの速さだった」と反論している。
◆TurkishPress
"The Americans and Italians knew about (her) car coming," Pier Scolari said
on leaving Rome's Celio military hospital where Sgrena is to undergo surgery
following her return home.
"They were 700 meters (yards) from the airport, which means that they
had passed all checkpoints."
◆AP
But in an interview with Italian La 7 TV, Sgrena said, "There was no bright
light, no signal." She also said the car was traveling at "regular speed."
----- 英字報道について -------
BBC 3月6日
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/4323361.stm
AP=AP通信3月7日
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/ap/20050307/ap_on_re_eu/italy_iraq_hostage&cid=518&ncid=2100
TurkishPress 3月5日
http://www.turkishpress.com/news.asp?id=38029
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