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「慰安婦の記述減ってよかった」 政務官が文科相支持
文部科学省の下村博文政務官は6日、東京都内で地方議員らを前に講演し、中山文科相の昨年11月の「歴史教科書から従軍慰安婦や強制連行という言葉が減って良かった」との発言を支持する考えを明らかにした。中山氏は発言直後に批判を受け、「個人的な考え方についての発言は控える」との考えを示している。
下村氏は講演の中で、韓国の国会議員に対して「私は大臣の発言を支持する」と伝えたことを紹介。この時のやりとりを自らのホームページで公表したところ、文科省職員から失言で辞めた歴代大臣のリストを示され、記述の撤回を求められたことを明らかにした。下村氏は「役所は事なかれ主義だ」と文科省側の対応を批判した。
また、下村氏は近隣諸国との歴史的な関係について配慮を求めた教科書検定基準の「近隣諸国条項」を批判して「自虐史観の教育が行われていることを『看過できない』と議員連盟を作った」と述べたうえで「7、8月に(06年度から使用する中学校教科書の)採択がある。正常な形で正しく採択されるようにしていただきたい」と語った。 (03/06 23:37)
http://www.asahi.com/politics/update/0306/004.html