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□米国防総省、シリア侵攻、政権打倒計画の準備完了 衛星写真はレバノン前首相爆殺犯はモサドを示唆 [ML アラブの声]
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/437
米国防総省、シリア侵攻、政権打倒計画の準備完了 衛星写真はレバノン前首相爆殺犯はモサドを示唆
レバノンのハリーリー前首相が爆殺事件の真相は未だ謎に包まれている。米国はシリアの攻撃に踏み切るのか。エジプトの政治高級週刊誌アル・オスボーの2月28日号は、これらの疑問に答えるマハムード・バクリー記者の報告を掲載した。
我々が入手した最新の複数の報告書は、ラフィーク・ハリーリー前レバノン首相のベイルートでの爆殺事件へのイスラエルの役割に関する米国政府機関が保有する重要機密情報の内容を明らかにしている。
これらの報告書は、米国の人工衛星が爆発の瞬間を捉えており、米国諸機関は爆発が地下で起きたと確信していることを示している。確信する根拠は、人工衛星が爆発の瞬間に生じた炎の色が目を惹き付ける程極めて輝度が高いことだ。
これに対する可能な解釈は、一つしか無い。すなわち、炎が自爆行為などによる地上から発したものならば、炎は黒ずんだものとなり煙が空高く立ち上るものだが、このように光り輝く炎は大量の水と混合したことを表している。
ところが爆発時地上には水のあるところが皆無だったことが判明した。しかし爆発現場近くの地下に水源があり、この水層こそが爆発物と混合して大爆発を引き起こしたのだ。可能性が高いのは、爆発物が置かれた場所は地下の池のような場所で、その地下池から発射され極めて輝度の高い爆発炎を生じたのだ。
ある世界的な情報機関は、ベイルート中心部の事件現場サン・ジョージ・ホテルとその向かいのビル地域を描いたイスラエルが作成した見取り図を入手できた。見取り図は、中に水が存在する地下通路の存在を示している。見取り図上のホテルと向かいのビル間の道路には、4個の黒点が記されている。
これらの黒点を分析した結果、通過することになる車列を狙って配置されていることが判明した。黒点は主要な爆発目標地点を示しているのだ。
しかし問題は4点が道路に想像した点であることだ。いかにして、他の車両ではなくハリーリーの車列に反応して暗殺できるかだ。報告書はここでこの電子式起爆装置は、ハリーリーの車列にしか装備されていないような撹乱、警戒、監視装置などの電子機器を搭載した車両に対してしか起動しないという仮定を主張している。つまり他の大臣たちの車にハリーリーの車に搭載されていたと同様な警戒装置が備わっていたならば、爆発し暗殺されたということだ。
報告書によると、爆破物は自動遠隔制御装置と連結しているが、このような高度の技術を持った国は地域では1国しかない。それはイスラエルである。この遠隔操作装置はマッチ箱程度の大きさで発見されにくい。イスラエルはこのような種類の装置を開発する巨大な能力を持っている。
その他あらゆる情報を総合すると、暗殺に使われた装置は極めて複雑で高度な技術が使われており、外国の諜報機関が現地の協力者と協調して実行されたものであることを示している。
事件後ペンタゴンはシリアに対する軍事行動の全体構想の準備を開始した。ブッシュ大統領はブリュッセルの欧州首脳との会合で、このような軍事行動で協調行動を採るよう呼びかけた。だが情報が示すところでは、多数の欧州諸国がこの計画に反対した。この問題では過激な態度を採ってきたフランスすら、如何なる軍事行動もテロリストの強大化に繋がると警告し、中東で新たな軍事的冒険を冒さないことの重要性を強調した。
ブッシュはシリア軍と情報要員がレバノンから撤退を急ぐよう圧力を掛けているが、実際の軍事行使はしばらく先延ばしにして、代わりに経済・金融制裁をシリアに科す方向のようだ。一方ペンタゴンはシリア攻撃の準備を進めている。
以前の米国の計画はシリア軍を限定的に攻撃し、シリア軍の能力(特に空軍の防衛力とミサイル能力)を麻痺させるだけで満足していたが、新計画はシリアの政権倒壊を目指している。イラクの場合と同じでシリアを地上戦闘で軍事制圧するのだ。
この作戦には危険性が付きまとうが、計画立案に参加した米軍指導者たちは、イラクの治安はシリアから始まり、レバノンとイラクという地域の重要な2国で戦略的重要性を持つ役割を演じていると非難されるシリア政権を変革しなければ、イラクは中東における民主主義のモデルにはなり得ないと見ている。
米軍指導者たちは、イラクで経験したような困難はシリアでは起きないと信じている。シリア政権は脆弱な独裁国家で、大方の国民は過剰な警察力に依存する政府を拒否していると見ている。対シリア作戦は電撃的に行い政権崩壊、そして米軍の支持による新政権誕生で終了すると考えている。その後新政権の形態を決める選挙を実施する。
彼らは以上が迅速に実現すれば、イラクの治安情勢も速やかに解決すると見ている。だが、米国によるシリア攻撃に正当性を与えるために、設置が提案されている国際事件捜査委員会が、ハリーリー暗殺の責任をシリアに擦り付けることを米政権内のタカ派が強要することで、圧力を強めることを周辺諸国は恐れているようだ。
ムバーラク・エジプト大統領が2月22日アサド・シリア大統領に電話会談をし、翌23日にはオマル・スレイマーン総合諜報庁長官をダマスカスに派遣して、ハリーリー暗殺後にシリアと地域を襲ったこの複雑な事態の収拾策を探らせたなどの動きの裏には上記のような恐れがあったからであろう。
イスラエルがシリア攻撃を目指した計画を進めていることは明瞭になった。入手した情報が示すところでは、イスラエルの高級軍事使節団がハリーリー暗殺の僅か4日後に秘密任務を帯びてワシントンに飛んだ。同地では多数のペンタゴンの幹部と会談している。使節団は、「米国がシリアに対して軍事ステップを採れないならば、シリア政権をイスラエルが倒すことを放任して欲しい。イスラエルはアラブからも欧州からのいかなる非難をも無視する。パレスチナ和平問題のためにアラブはイスラエルを必要としているからだ。アラブの一部の国がイスラエルに敵対的な態度を取ったにしてもイスラエルを非難するまでには至らず、時間が経てばイスラエルとの関係は通常通りに回復するものだ」との書簡を持参してきた。
この情報によると、イスラエル軍事施設団は米国の高官たちに、「イスラエルが単独でシリアに対して、米国の計画に多少修正を加えて実行すれば、中東の安定に貢献する」との提案をした。イスラエル使節団が米国側に提示した報告書は、シリアのある軍事グループが犯行3ヶ月前からレバノンに滞在しハリーリー暗殺を実行した。レバノン当局は犯行数日前からベイルートのあるナイトクラブに偵察に来ていた、この軍人グループの一人を拘束したことを公表していない。このシリア軍将校はナイトクラブで深酔いし騒ぎを起こしレバノン軍の介入を招いたのだ。この将校は朦朧状態で、俺たちはハリーリーを殺しに来ているのだとしゃべってしまったのだ」と主張している。
「証言の重大性にも拘らず、レバノン当局はこの将校を釈放してしまった。その後レバノンの治安機関がこの男がレバノンを出国する前に再度拘束して取り調べたが、男はハリーリー暗殺には全く関わっていないと主張した。結局取調べの結果、この将校は釈放されシリアに送還された」
この報告書では「以上の情報は、レバノンの信頼すべき複数の要員から入手した。要員たちは、シリアはシリア軍のレバノンからの撤退を求める全てのレバノン人指導者を始末すると決めていることを掴んだ。シリアの体制を早急に始末し、その影響力を出来る限り押さえ込まねばならない。シリアに新政権が出来ることはイラクとイスラエルの治安安定の必須事項だ」としている。
一方、特に最近のシリアとイランの相互接近の動きに鑑みて、ペンタゴンはシリア内部の危機的状況を利用して、この体制を即刻排除するために介入する必要性を感じている。この頃シリアはシリアで一部のアラブ筋から、事態が危険水域に達する前にシリア軍を撤退させるようにとの勧告を受けていた。シリアが実際に標的になった現在、これ以上事態を悪化させないために、エジプトはシリアと米国が直接対話をするよう動いている。
http://www.elosboa.com/elosboa/issues/414/0604.asp
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【短報】
*シリア各大学のレバノン人学生数百人がハリーリー暗殺に抗議して座り込み、トルコはシリアとの民衆連帯キャンペーン
*米下院がシリアを支持するレバノン人政府高官の預金凍結をブッシュに要請
*リビアのカダフィ、国連安保理を解体して国連総会決議に一本化を主張 ガーディアン紙の一頁広告で
*エジプト人の76%が大統領選出国民投票に投票経験なし アンケート結果
*ギリシャが初めてトルコを危険度2位に格下げ 北方のバルカンが危険度第一位に 「ロイター」
*米国平和研究所:12月に政府が派遣したサウジアラビアの大学の教授連や宗教家がワシントンでユダヤ教ラビたちと会談 議題はワッハーブ派の米国人ムスリムへの影響、サウジの宗教的寛容性の度合い、表現の自由、サウジの女性との接し方、何故多くのサウジ宗教者は反ユダヤ的なのか、サウジ人がイスラエル国家を受け入れユダヤ人と平和共存する可能性など多数 【米国がよほど強力な圧力を掛けているのであろう】
イラクのラマーディーでの激戦 写真3枚 3月3日
1)米軍装甲車に破壊された民間車両
2)町の中心部での火災
3)武装勢力に殺された男 脇には「米国の手先」と記された紙が残されている
http://www.iraqpatrol.com/php/index.php?showtopic=8129
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ロシア外交筋:イスラエルが今春のシリア軍のレバノン撤退直後にシリアに空爆と戦車攻撃の意向 [ML アラブの声]
http://www.asyura2.com/0502/war67/msg/968.html
投稿者 white 日時 2005 年 3 月 02 日 21:54:32: QYBiAyr6jr5Ac