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(回答先: 台湾・親民党との政策合意 陳総統に逆風 4人が国策顧問など辞任 (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 03 日 06:10:17)
董建華行政長官辞任へ 香港紙報道 政協副主席に選出
【北京=福島香織】明報など香港主要紙は二日、香港特別行政区の董建華行政長官が二年余りの任期を残し、近く長官職を辞任すると報じた。董氏は、三日から開幕する中国の政策諮問機関・中国人民政治協商会議(政協)第十期全国委員会第三回会議で副主席(副首相級)に選出される見通しだが、董氏更迭という印象を避けるために中国当局が用意した花道と見る向きもある。
明報によれば、董氏は春節(旧正月)中に健康上の問題を理由に辞任を申し出ていた。中国側は、辞任を認める代わりに政協副主席職を用意することにしたという。
ただ、実際には董氏の健康に問題はないとみられており、董氏の辞意表明の背景には、(1)〇三年七月に起きた国家安全条例への五十万人抗議デモ以来、董氏の執政能力に対する批判が香港と中国当局内部で強まっていたこと(2)香港経済が回復基調にあっても董氏の支持率が回復しない状況(3)董氏の最大の擁護者であった江沢民前国家主席が五日から開幕する全国人民代表大会(全人代=国会)を機に完全に公職から去る見込みとなった−といった条件が重なったことがあるようだ。
中国政府としては、「中国の意向を受けて二期目も選出された董氏が失脚した」あるいは「中国当局が董氏に不満で更迭した」という印象が広がれば、中国の一国二制度運営がつまずいたとの評価を生みかねないと警戒しているとみられ、今年補充される政協委員の一人に董氏を加え、副主席に選出させることで、そういうマイナスイメージを避けたいとの意向が垣間見える。長官代理には、曽蔭権政務官が有力視されている。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/03int003.htm