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(回答先: Re: 噂話として聞いた事 「日本の原爆開発に携わった物理学者が 投稿者 ningle 日時 2005 年 3 月 02 日 08:52:57)
こちらの技術的なものについてはまるで知識を持ちあわせておりません。
判り易く説明していただけると助かります。
また、内田秀男さんについても判っておられる情報を教えてください。
日本やドイツそしてソ連の原爆開発については、情報は確かなものがまるで無いので判りません。もっとも、米国についても確かな事が知らされているかどうかは判りませんが。
しかし、私の考察するところは、原子爆弾そのものではなく、「運搬手段」の開発・発達状況から推し量って、原子爆弾そのものの開発状況も考えているのです。
間接的な推測方法をもって考えています。
「運搬手段」とは、爆撃機、誘導弾、潜水艦などの事です。
ドイツについては、有名なMe262ジェット戦闘機は元々は爆撃機として開発されたものでしたが戦局の悪化で止む無く戦闘機に転用されたものです。当時の連合国の戦闘機では全く追いつく事が出来ず、少数ながら大活躍しました。また、ドイツは幾つかのジェット爆撃機を試作していました。
これらは原爆搭載用と考えられていたのではないでしょうか。
このようにドイツはジェット機の実用化については世界のトップを走っていたわけです。
確かな情報とは言えませんが、広島に落とされた原爆は、実はドイツが完成していたものをロンメル将軍が連合国側に渡したものをベースにして米国が造り上げられたものと言う説も紹介されています。
ドイツはV2号も造っているので、生産力を別にすれば工業水準は米・英よりも高かったのではないでしょうか。
日本については、先に紹介したことがあるのですが、大戦末期に米国大陸に無着陸攻撃の出来る「高速・高空爆撃機」を数機完成させていました。これはB29のように気密室を持っていました。エンジンを回転させてテスト中の写真が残っています。日本は開戦前には長距離機の開発では世界中で最も進んでいたのです。有名な機体には「航研機」があります。この技術を使って長距離爆撃機を作ったのでしょう。これは、B29よりも航続距離は長かったものと思われます。
また潜水艦では、これは実戦に参加したのですが世界最大の「伊400級」が数隻ありました。
これは、実に恐るべき兵器であったのです。急降下爆撃機を三機積んで攻撃を行なえる長大な航続能力を持つ「潜水空母」とも言うべきものでした。
終戦時には、この型の三隻がパナマ運河の爆撃破壊に向けて太平洋を航行中であったのですが終戦の無線が入って日本に帰ってきました。
これは当時世界最高性能の潜水艦であったわけです。
これに原子爆弾を載せて出撃させれば、世界中のどの大都市にも奇襲爆撃をかけることが出来たわけです。
これ等の事から考えてゆくと、日本もドイツも軍部の中では原爆製造に自信があったのかもしれないと考えられるのではないでしょうか。
ソ連も戦後には米国からユダヤ人スパイによって原爆製造技術が齎されて製造しました。
しかし、ソ連は当時はドイツや日本よりも工業水準は低かったのです。その水準で戦後の直ぐに原爆を製造できたわけです。
また、現在では工業水準が低く、生産力の高くない国々でも原爆を製造出来ています。
その様に考えてゆくと、原爆製造の決め手は「製造の為の理論」と「特殊な製造技術」と言う事にはなりませんでしょうか?
長々と書きましたが、私のこの文には余り真剣に相手をされずに、何らかの参考になれば考えてみてください。
余り熱心に読まれると困ります。得意な分野ではありませんので。
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