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ビンラディン容疑者、ザルカウィ幹部に米本土攻撃を指示?
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200503010004.html
2005.03.01
Web posted at: 11:53 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者がヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者に対し、米本土攻撃を検討するよう指示したとされる通信の存在が28日、明らかになった。米政府筋によると、国土安全保障省が25日に国内各州の治安担当者に極秘通達を出し、警戒を呼びかけたという。
政府筋によると、国土安全保障省の通達は「信頼はできるが、具体的な内容のない、テロ攻撃の危険を示す情報が得られた」「アルカイダが米本土攻撃を意図していることが、改めて示された」という内容だという。
複数の政府筋によると、アルカイダのこの情報は最近得られたもの。ビンラディン容疑者とザルカウィ容疑者のやりとりと思われる通信内容を傍受したものという。通信の発信者や受信者が何者かは分かっていない。また別の政府筋は、傍受した通信回線を使うのがビンラディン、ザルカウィ両容疑者の2人に限定されている保証はないと指摘している。
通信の中では、攻撃の標的について具体的な内容への言及はなく、ただ米本土への攻撃を検討するよう、ザルカウィ容疑者に求めるものだったという。
ザルカウィ容疑者が率いるとされる「イラク聖戦アルカイダ機構」は、イラク国内で数多くのテロ攻撃や外国人拉致・殺害を繰り返しているとされる。