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http://list.jca.apc.org/public/aml/2005-February/000574.html
[AML 0584] 「備忘録」に対する日本側の回答
Ryuzaburo Noda nodarr.193 at do9.enjoy.ne.jp
2005年 2月 24日 (木) 22:22:21 JST
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北朝鮮が「備忘録」への日本側の2月10日付回答に
対して再反論してきたと報道されています。
その詳細はまだ明らかではありませんが、
「日本とは交渉しない」と言ったとされ、
逢沢一外務副大臣(岡山県選出!)は「北朝鮮
がそのような不誠実な態度をとり続けるなら日本も
経済制裁に踏み切らざるを得ない」と言っていました。
日本側の回答がいかなるものだったのかは国民に
殆ど知らさないまま、一方的に北朝鮮の回答はけしか
らんと鼓き込むこむマスコミの姿勢にそら恐ろしさを
感じます。
日本側の回答に関し 私は最近、「北朝鮮側「備忘録」に
ついて」と題する2月10日政府発表文書(以下政府文書)
を見る機会がありましたので、「備忘録」の挙げた問題に対し、
政府がどのように回答したかを以下に記載します。
(一部は2月11日新聞発表されています)
日本側の「にせもの」鑑定に対して「備忘録」が挙げた疑問は
主として以下のとおりです。
1 1200度の高温で焼いたからDNA鑑定は不可能
2 科学警察研究所ではDNA検定不可能とされた
3 遺骨は多くの人の手に触れられているから、そのDNAも
検出されて当然なのに、それが検出されなかったのはおかしい
4 日本側の「鑑定書」に分析者の名も、立会人の名も書かれて
いないのはおかしい。
これに対する政府文書の回答は概ね以下のとおりです。
(1,2は省略)
3 鑑定に際して骨片を洗浄した後の洗浄液からはDNAは
検出されていないから、検出されたDNAは骨片固有の
ものである。
4 北朝鮮に伝達したものは鑑定書の要旨であり、分析者等の
氏名は省略したものである。なお、本鑑定は、言うまでもなく
日本の刑事訴訟法等の法令に基づく厳格な手続きに従い
行われたものであり、十分な客観性を有するものである。
(4につては政府文書そのまま)」
北朝鮮には鑑定書そのものは送っていなかったのですね。
それでは北朝鮮だって信用できないでしょう。
鑑定書は確かまだどこにも公表されていませんね。
政府文書は最後に次のように言っています。
まずは北朝鮮側こそ、なぜ横田めぐみさんのものとは
異なる複数のDNAが検出される骨を横田めぐみさんのもの
と称して提供したのかについて、日本と国際社会が納得できる
きちんとした説明を行う責任を負っていることを改めて指摘
しておきたい。(以上)
うーん、ここまで言うのなら第三国による鑑定を「一蹴」すべき
ではありませんね。