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衝撃記事が直撃した安倍晋三氏
韓国のインターネット上で、自民党の安倍晋三幹事長代理(50)に関する衝撃的な
記事が掲載され、波紋を広げている。「安倍氏が北朝鮮に密使を送り、二元外交を主導
していた」という内容で、期限を切っての経済制裁断行論など、北に毅然(きぜん)と
した姿勢を取り続ける安倍氏にとっては信じ難い内容なのだ。取材を進めると、北の"
安倍潰し"ともいえる謀略のにおいが…。
関係者の間で話題となっているのは、市民記者の投稿で構成される韓国の某ニュース
サイト。今月半ば、在日ルポライターが執筆した「安倍晋三 2つの顔」という記事に
こう記されている。
《安倍晋三は(昨年?)平壌に密使を送った》《拉致被害者家族の日本帰国は小泉純一郎首相を通さず、次に首相になる自分(=安倍
氏)の手柄にしてくれと哀願した》《提案を受け入れればコメ支援と経済援助は、私た
ち(=北)が要求するままに聞くと太鼓判を押した》
金正日総書記率いる北の謀略!?
記事には、安倍氏が代理人に託した委任状や代理人とされる人物のビサ申請書のコピ
ー写真まで添付され、真実味を帯びている。
さらに、在日同胞の証言などから、
(1安倍氏が自民党幹事長から幹事長代理に降格されたのは密使派遣がバレたからでは
(2)経済制裁論を主張するのも、北当局が提案を聞き入れなかったからではないか−
などと分析・推測しているのである。
これまでの安倍氏の言動を否定しかねない内容のため、首相官邸や内閣府、外務省、
自民党本部などを取材したが、いずれも公式には「そういった(=密使を送った)事実
はない」という木で鼻をくくったような答えが返ってくるだけ。
だが、ある外務省高官は匿名を条件に、やっと口を開いた。
「あらゆるルートを模索する中で、政府関係者が北当局と接触したのは事実。
これまで通り『拉致被害者家族の帰国』と『安否不明者の情報提供』を求めたものだ」
そして、首をひねりながらこう続けた。
「安倍氏の独断ではなく、関係者はみな了解していた。だから、被害者家族の帰国を手柄にできるわけがなく、それで降格されたものでもない。記事は
、委任状やビザのコピーの入手先について『北国籍の在日同胞が手渡した』としている
が、こういうものが簡単に入手できるのか。北当局側が何らかの意図で提供したものではないか」
その「意図」について、この高官は「安倍氏は北への経済制裁を強硬に主張し続けている。しかも、安倍氏はポ
スト小泉の最有力候補の一人で、国民的人気も高い。憎っくき安倍氏を潰すことを目的にした北側による工作の一環ではないか」と推測する。
確かに、北は拉致問題などでブレない安倍氏がよほど目障りなのだろう。朝鮮中央通信や労働新聞などで何度も名指しで批判している。
8日付の労働新聞でも「安倍の妄言は、転倒した論理で、反朝鮮政治挑発である」と
非難し、自分たちが拉致被害者、横田めぐみさん=失跡当時(13)=の「ニセ遺骨」
を提供しておきながら、「彼ら(安倍氏ら)は醜い政治野心を持って解決ずみの拉致問
題に執着して悪辣(あくらつ)に振る舞ったあげく、今は『ニセ遺骨説』まで捏造(ねつぞう)して騒動を起こしている」と開き直っている。
安倍事務所では今回の一件について、「政府が進めているさまざまな外交についてコメントする立場にない。なお、政府の頭越しに北と独自に接触・交渉したことは一切ない」としている。
ZAKZAK 2005/02/24