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□化学ガスの残留で住民がファッルージャに帰還出来ず/イラク人通訳が自爆攻撃 米兵40名以上が戦死 [ML アラブの声]
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/414
化学ガスの残留で住民がファッルージャに帰還出来ず
22日付のクドゥス・プレスが報じた。
空爆期間中にファッルージャにしばらく留まっていた医師のサード・ハディーシー氏は、「町は化学薬品による攻撃に晒された。私は屋外に長期日放置されていた幾体もの遺体を検査したところ、衣服が不自然に破れ方をしていた。遺体には化学物質の痕跡が見られたことは言うまでも無い。屋外に何日も放置されていたにも拘らず未だに痕跡は残っている」と語った。
「戦闘終結後、土壌と遺体に化学物質が残留していることを確認するために、イラクと国際的な医療当局にファッルージャ訪問を要請したが、イラク保健省も国際的、世界的な組織も応じなかった」
ファッルージャの住民の多数は帰還したが、それよりはるかに多数の住民が帰還を拒んでいる。様々な理由が挙げられるが、家屋損壊の完全補償を要求する者、帰還する前に放射能汚染されていないことを確認する検査の実施を求める者が居る。中には米軍が市内から撤退しなければ帰還しないと言い張るものも多く居る。
現在親族たちとサルマーン・バクに仮住まいしているアラー・ナージーさんは語る。「住民の大多数は米軍が出て行く前には帰還しないと決めている。精神的な破壊の方が建物や家屋が蒙った破壊よりも傷跡が大きいのだ。建物は破壊されても元に戻すことが出来るが、何ヶ月間にも渡って受けた精神的な苦悩は一体誰が取り戻してくれるのか?破壊の傷跡が覆い尽しているのにどうして帰還なぞ出来ようか。その上、米軍は町中でドンちゃん騒ぎをしているのだ。あいつらから補償なんかいらない。(補償金をくれるのなら)イラク政府と米軍に付き返してやる。やつらに望むことは町から出て行ってくれることだけだ。ファッルージャは地上で最も素晴らしく、美しい場所であり続けるだろう。アメリカ人たちが居なければ!」
http://www.qudspress.info/data/aspx/d24/10444.aspx
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22日付のイスラム・メモが米軍で働くイラク人通訳による自爆事件を報道した。
22日朝イラクのアンバール州最大のラマーディーの米軍基地で通訳が自爆攻撃を敢行し大爆発が起きた。その結果米兵40人以上が死亡、20人以上が負傷した。
ある聖戦集団が出した声明文によると、実行者の通訳、アブー・ダヤー同志は、1ヶ月前に(米軍に協力していることに)懺悔をして我々に同基地と米兵の居場所に関する重要な情報を伝えた。その後爆発物を巻きつけた彼は衛兵の検査を受けずに基地内に入り自爆作戦を実行した。
米軍は基地で働く全てのイラク人通訳を拘束した。実行者の弟(13歳)が語ったところでは、9時半に米軍の大部隊がアブー・ダヤーの住居に向かい、盲目の母親を拘束した。
アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/