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□米軍、ラマディ包囲を強化/サドル、米軍撤退を要求 [イラク情勢ニュース]
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URUKNEWSイラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2005/02/21(月)
[飛耳長目録 today'snewslist]
☆米軍がスンニの要塞に攻撃準備
インディペンデント 2月21日 部分訳
☆米軍がラマディ包囲網を強める
アルジャジーラ 2月20日 部分訳
☆サドルは米軍撤退を要求
アルジャジーラ 2月21日 英字報道から訳
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☆★米軍がスンニの要塞に攻撃準備
AmericantroopsprepareforassaultonSunnistronghold
インディペンデント 2月21日
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http://news.independent.co.uk/world/middle_east/story.jsp?story=613165
バグダッド発:
アメリカ軍とイラク政府軍は、予測されるラマディへの全面攻撃の準備とし
て、ラマディ市を包囲した。ラマディは事実上、ゲリラに掌握されてきた。
米海兵隊を攻撃部隊の主力とする今回の作戦は、論議を招いたファルー
ジャへの大規模攻撃から3ヶ月のたたないうちに、しかもワシントン(米国政
府)によって残るゲリラの拠点を安定させると約束されたあとに実行されよう
としている。
バグダッドの西方70マイルにあり、ファルージャと隣接するラマディ市の住
民は、リバー・ブリッツ(川の電撃戦)というコードネームをつけられた作戦の
期間、外出禁止令のもとに置かれてきた。米軍によると、この作戦はイラク暫
定政府の指示によるもので、アシュラの祝祭期間に発生したシーア派モスレ
ムを攻撃した自爆事件に続くものである。二日間で少なくとも50人以上が死
亡した。米軍とイラク暫定政府はこの爆破事件をスンニ派のレジスタンスの
仕業とし、特にヨルダン生まれのザルカウィ率るグループだとしている。
・・・ 以下、略
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☆★米軍がラマディ包囲網を強める
UStroopstightenRamadidragnet
アルジャジーラ 2月20日
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http://english.aljazeera.net/NR/exeres/8E8D2F5B-02F7-4226-8D49-B79C50AB25BD.htm
イラク駐留米軍はラマディ一帯で大規模な作戦を展開しており、イラク西部
の都市に秩序をもたらすことを望んでいるという。
イラク人治安部隊に支援された第1海兵遠征軍の兵士たちは、20日午後
8時から午前6時まで、リバー・ブリッツ作戦と呼ばれている作戦に一環とし
て、バグダッド西方110キロにあるラマディ市内と周辺地域に外出禁止令を
出した。
「この作戦は、反乱分子とテロリストを標的にして計画されたものだ。彼らは
悪意ある暴力と脅迫を通して、民衆を脅すことによってアンバル州を不安定
にさせようとしてきた」とする声明を米軍が発表した。
「われわれはイラク政府から、治安作戦を強化し、反イラク軍のテロリストを
捜しだし、孤立させ、うち破るように要請を受けた」−−米海兵隊のリチャー
ド・ナトンスキー少将が声明で述べた。
市内にある米軍基地は、2003年3月の戦争以降、外国軍の駐留に反対
するグループによって、昼間の時間はほとんど迫撃砲で攻撃されてきた。
イラクの治安部隊は20日、拘束された者が拷問されている場面を映した
ウェブサイトを作製していた3人の男を殺害ないし捕獲したと将校が発表し
た。 暫定政府は、治安部隊が「ムジュタバ(別名アブ・リム)という名で知ら
れるザルカウィ配下のテロリストを殺害した」と発表した。
・・・ 「彼は無実の市民を殺害することを賛美し、テロリストが被tじちを拷問
していることを示す映像を発表してきた」。
・・・ 以下、略
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※ 訳者から:
APも似たようなものですが、例えばロイターでも、米軍撤退を求めたサドル
師の発言を紹介する記事のなかに、わざわざシーア派教徒を狙ったテロ事件
に関して、「事件は、イラクを内戦状態にさせたいと目論むスンニ派武装組織
の犯行とみられている。」という一文を挿入しています。まるで、サドル師もそ
のような見解を示したのか、と錯覚しそうなほどです。(なおサドル師の発言に
ついては、このあとに、アルジャジーラの報道を紹介しました。)
ひじょうな不自然さを感じるところですが、上に紹介した二つの記事からも推
察されることは、どうやらこの見解は米軍と暫定政府筋の意向に沿ったものの
ようです。シーアとスンニの分断・対立を一番喜ぶ者は、ほかならぬ米占領軍
です。イラク駐留の口実ができるわけですから。その点では、「ザルカウィ」以
上だと思います。そしてもう一つ重要なことは、今の時期に、またまた「ザルカ
ウィ」を登場させ、占領に反対する勢力とテロリストを同一視させるキャンペー
ンを展開するその陰で、ラマディへの米軍の大規模な攻撃作戦がおこなわれ
ている犯罪性に焦点を当てさせまいとしている事実です。
日本語版、ロイター:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050221-00000371-reu-int
英文、ロイター:
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/nm/20050220/wl_nm/iraq_sadr_dc&cid=574&ncid=1473
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☆★サドルは米軍撤退を要求
Al-SadrdemandsUSwithdrawal
アルジャジーラ 2月21日
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http://english.aljazeera.net/NR/exeres/42E3C682-B997-4217-AE85-C105C2DD7CAD.htm
シーア派教徒の指導者ムクタダ・アッ・サドルは、選挙に参加したイラク人諸
政党に米軍撤退の時期設定を求めるよう呼びかけた。
20日にアルジャジーラと会談したサドルは、もしイラク新政府が外国軍隊に
撤退も撤退の期限設定も求めないとしたら、選挙は無益なものになってしまう
だろうと語った。
「もし選挙が占領者をイラクから撤退させることにつながるなら、それは良い
ことである。しかし、もしそうならないのなら、それは国にとってもイラク国民に
とっても有益なものはないだろう」と彼は言った。
「占領者がイラクにいる限り、政治の要職であれ、憲法の起草であれ、私は
政治に参加するつもりはない。なぜなら占領者があの手個の手で干渉するだ
ろうから」。
◆全面参加
しかしサドルは、ほとんどが選挙を拒絶したスンニ派モスレムを含めて、イ
ラクの全国民が国の政治プロセスに参加を認められるべきであると語った。
「われわれはイラクの未来を築くために少数者も有効な役割を果たせるよう
助けなければならない。誰であれ、祖国イラクの建設に参加する機会を与え
られなければならない」と彼は言った。
サドルはまた、イラク国民にイラク人同士の暴力行為をひかえるよう呼びか
けた。
「全政治勢力に対して、自制を示し、西側の陰謀に引きずり込まれないよう
要請する。その狙いは、イラクを不安定にして、占領軍の駐留を正当化しよう
とするものだ」とサドルは語った。
「いかなるイラク人に対してであれ、いかなる攻撃であれ、それは全イラク国
民に対する攻撃である・・・モスレム(イスラム教徒)がモスレムを殺すことは間
違ったことである」。
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※ URUKNEWS イラク情勢ニュース(webサイト)
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
※ イラク・レジスタンス・レポート
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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