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02/21 16:56 元大統領の弁護士来日へ イラク戦争惨禍伝えに
イラクのフセイン元大統領弁護団のスポークスマンを務めるヨル
ダン在住のハサウネ弁護士が三月一日に来日する。
山梨県北杜市の市民団体「イラク戦争の実態を伝える会」(久松
重光(ひさまつ・しげみつ)代表)の招きに応じた。三月八日まで
滞在し、山梨、大阪、名古屋、東京で講演して戦争の惨禍を報告す
るほか、広島平和記念資料館などを訪れる予定。
久松代表によると、弁護団はフセイン元大統領の弁護活動のため
にフランス、エジプト、米国などの弁護士約二十人で結成され、イ
ラク戦争の真相を解明するという広範な活動も展開している。
ハサウネ氏のもとには、大量の民間人犠牲者が出たとされるファ
ルージャでの米軍の軍事行動などについて、現地から告発の声が多
数寄せられているという。
久松代表は「正しい戦争があるわけがない。米国、日本の当局に
情報操作された偏った報道しか伝えられていない中、アラブの人々
の側から生の声を聞くいい機会になる」と話している。
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[2005-02-21-16:56]