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(回答先: Re: ゴルバチョフが公表したアウシュヴィッツの「死亡リスト」──実際には7万4千人。うちユダヤ人は3万人。 投稿者 たけ(tk) 日時 2005 年 2 月 18 日 00:27:44)
ソースの全文紹介ありがとうございます。けれど、リストの件では前に紹介された以外の記述がないですね。
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何と都合のいい言い訳だろう! 私は1989年,当時のソ連指導者ゴルバチョフに対し署名運動を起こした.それは,赤軍が1945年にアウシュヴィッツ強制収容所を占領した際,持ち去った死亡リストを公表させる署名運動だった.数か月経ち,この要求は認められた.ゴルバチョフはこの重要リストを赤十字に公表したのである.これには,アウシュヴィッツで死んだ人々の出生地・住所・死亡時刻・死亡原因などが細かく記載されていた.
このリストに掲載されていたのは7万4000人であった.そのうち,ユダヤ人は約3万人で,ポーランド人がほぼ同数,それに他国籍の人々がいた.
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印象としては、もしこのリストを世の中に認知させたいのであれば、リストの正確な情報──どのようなフレームで作成されたリストなのか、また収容所の全収容者数などは明記されているのか、等々──や、公表時の詳細、また公表後の扱われ方などを何故記述しないのかと疑問を感じさせます。こういうリストを認知させたい場合、それを知らない人にその詳細な情報を提供するのは当たり前な手続きといえます。何故こんな拙速なやりかたをするのでしょうか。
僕が驚いたのは、このたった数行で、収容所での被害は「7万4000人」だったと信じてしまった人もこの阿修羅の読者にはいるということです。まさに僕には驚きです。そのような【重要な】ものなら、なおさらその手続きをふむべきなのです。
しかも、彼はこのリストの件以外のことでは、無駄とも思える、ナチスに対するシンパシーを吐露する主観的な記述を長々とおこなっています。バランスという点でも奇異な感じです。
こういう場合に普通多く見られるのは、リストの詳細な説明は都合が悪い、という記述者の計算、打算です。
まあ、でもこの話はこれでやめておきます。誰かリストの詳細を提示してくれれば、また議論も有意義だと思いますが。