現在地 HOME > 戦争67 > 455.html ★阿修羅♪ |
|
「ライスはオオカミ」「家来にならない」…独元首相
【ベルリン=宮明敬】ドイツのシュミット元首相は17日付のツァイト紙上で、欧州との融和的姿勢を見せ始めたブッシュ米政権について「本質は何も変わっていない」と指摘、米国は北大西洋条約機構(NATO)を私物化していると激しく非難した。ブッシュ大統領は来週欧州歴訪の予定だが、事態は思わぬ展開になりそうだ。
シュミット元首相はこの中で、今月上旬にライス米国務長官が欧州を歴訪し、欧州主要国と協調の意向を示したことについて、グリム童話「オオカミと7匹の子ヤギ」のオオカミにたとえた。子ヤギを食べるために、声色を変え、足に石灰の白い粉をつけただけで、攻撃的な本質は何も変わっていないというのだ。
その上で、「米国はNATOを中東地域を変革するための道具にしようとしている」と批判、「NATO域外に自由と民主主義を広めるのは、NATOの任務ではない」と言い切った。
また、「我々欧州人は米国の家来になりたいと思っているのではない」と述べた。
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20050218/20050217id26-yol.html