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2005年2月17日(16日発行) 日刊ゲンダイ 浜田和幸 <連載2>
「北朝鮮政権交代計画」
ライス国務長官、ウォルフォウィッツ国防副長官による「先制攻撃プラン」
第1段階
小型ラジオを空からばらまき、脱北した金正日側近を使って、
「独裁体制への蜂起を促す放送」を昼夜を問わず流す。
「金ファミリーがいかに酒池肉林を繰り広げ、人民を搾取しているか」を元側近らの生の声で伝えるわけだ。
第2段階
工作員を送り込み、拉致された被害者の居所を突き止める。すでに相当数の日本人被害者の特定作業が進んでいるともいう。
それでも拉致や核問題で北朝鮮がまともな対応をしないならば、アメリカは先制攻撃をいとわないことを直接、金正日の耳に入れる。
その役目を3度目の訪朝を検討中の小泉総理に委ねる。
第3段階
核関連施設をピンポイントでミサイル攻撃し、同時に3カ国の特殊部隊による平壌制圧と拉致被害者の救出。もちろん、北が頼みにしている中国やロシアにも事前に根回しをしておく。
こんな「レジーム・チェンジ(体制転換)」のシナリオが、ブッシュ政権で練り上げられていた。
超党派のアメリカ議員団を率いてたびたび訪れているカート・ウエルドン下院軍事委員長も、金正日将軍が政権を降りれば、家族と共に安全な亡命先を提供すると伝えたという。
極めつきは、食糧難で苦しんでいる北朝鮮に対し、気象コントロール兵器で大型台風や洪水を起こして追い討ちをかけるという荒唐無稽な項目まである。
アメリカは早晩、「それでもいいのか?」と、最後通牒を突きつけようというわけだが、これには金正日将軍様もぶったまげたに違いない。
巨大地震や大津波が起きれば北朝鮮は水没し、中国と朝鮮の間に新たに海峡ができる。ほんとうにそんなことができるかどうか分からないが、ブッシュ大統領やチェイにー副大統領が関係するゼネコンは、手回しよく中韓を結ぶ海底トンネルや世界最長の陸橋の設計プランを準備しているというから、アメリカも金正日と同じレベルのマッドぶりである。
北朝鮮がにわかに恫喝外交を強めた裏には、ブッシュのこんな動きもあったらしい。(つづく)
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小生のコメント:
この前の、米大統領選挙直前に浜田さんが、ブッシュ1票入れば、3票とカウントされ、
ケリーは3票入っても、1票しかカウントされない投票読み取り機械があることを連載されてました。
そのときは、「またまたトンでも情報かいな?」と思うてましたが、実際にはその通りになったし、今回も気象・津波兵器もまんざらトンでも情報ではない?