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02/15 17:40 イラク議会、女性3分の1 中東で突出、世界12位か
【カイロ15日共同】イラク選挙管理委員会による最終集計結果
発表で、各会派・政党の議席が明らかになった国民議会は、選挙規
定により最大で議員の三分の一が女性となる見通しだ。女性となる
。定数の三分の一という比率は中東、イスラム諸国では突出した数
字で、イラク人の間では歓迎と戸惑いの声が入り交じっている。
三分の一という女性議員比率を、世界の議会制度確立を進める列
国議会同盟(本部ジュネーブ)のウェブサイトの二〇〇四年十一月
の統計を参照すると、ドイツを抜いて十二位(百八十三カ国中)に
進出する。
旧フセイン政権末期の〇三年三月の比率は7・6%で世界百八十
一カ国中、九十五位。ちなみに日本の衆議院は7・1%で百三十七
位だった。
選管の規則は、各政党や会派の候補者名簿は一位から数えて三人
に一人ずつ必ず女性にすると規定。最大で三分の一は女性が当選す
る仕組みだ。
選管が昨年十月に開いた説明会では、政党関係者から「現実的で
ない」「女性候補を探すのが難しい」との批判や困惑の声が続出し
たが、届け出が受理された全政党、会派が規定を満たした。
議会で第一党の約百四十議席を獲得したイスラム教シーア派宗教
勢力主体の統一会派「統一イラク同盟」で名簿二十四位の女性医師
ジナン・ウバイディさん(43)は「規定がなければ候補者は男性
ばかり。憲法起草に女性も役割を果たすべきだ」と意欲を示してい
る。
20050215 1808
[2005-02-15-17:40]