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(回答先: 横須賀への原子力空母配備計画 米議会報告書 「日本の反核感情 根強い」(しんぶん赤旗) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 14 日 15:17:26)
◇「キティホーク」後継艦・原子力空母問題
米海軍横須賀基地の空母「キティホーク」の後継艦をめぐり、クラーク米海軍作戦部長が10日の米上院委員会で「原子力空母の配備」を表明したことが、地元の横須賀市でも波紋を広げている。反対派は反発を強め、6月の市長選での大きな争点に浮上してきた。
米海軍の空母は12隻で通常艦(蒸気タービン)は「キティホーク」と「J・F・ケネディ」の2隻のみ。「キティホーク」の08年退役が決まり、7日の米国防総省の国防予算案で「ケネディ」の退役が打ち出された。
昨年初めから米軍は「後継は原子力空母」と示唆してきたが、これで事実上、決まりとなった。親米路線の小泉純一郎首相が「ノー」と言うのは想定しにくいからだ。
沢田秀男横須賀市長は昨年4月、「通常艦にしてほしい」と外務省を通じ米軍側に申し入れた。だが「原子力空母に反対」との言明は避けている。同市基地対策課は「まだ米軍からの回答は来ていない」という。
また「原子力空母の埠頭(ふとう)」と反対派が指摘する同基地の12号バースの延長工事が進み、近く付帯工事の認可申請が国側から同市に出される。
原子力空母の配備に反対する市民団体の呉東正彦弁護士は「県も市も速やかに反対声明を出さなければ、既成事実ができて、手遅れになってしまう。12号バース延長もこれで原子力空母の受け入れ対策とはっきりした。付帯工事は許可するな、と反対の声をあげたい」と警戒を強める。
6月の市長選に、沢田市長は既に「出ない」と表明している。後継とみられる蒲谷亮一副市長は「日米安保のもとで米軍基地の存在は必要」とする沢田路線を継承するとみられる。
まだ立候補表明者はいないが、反対派は「原子力空母の受け入れは、日本全体の問題」と主要な争点にする構えだ。【網谷利一郎】
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20050213ddlk14030069000c.html