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(回答先: 誤魔化しもいい加減にしてください 投稿者 外野 日時 2005 年 2 月 14 日 04:33:02)
「ホロコースト」とパレスチナ、イラク問題についての意見は次の投稿で意見を表明しています。
Re: 見出しを『この「超陰謀」とやらには、「ナチ」の次に「シオニスト」は書いてないのでしょうか』に変更(本文なし)投稿者 外野 日時 2005 年 2 月 04 日
http://www.asyura2.com/0502/war66/msg/1088.html
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社会心理学者のエーリッヒ・フロムはユダヤ人で、20代の初めにシオ二ズムからは離反しました。彼はシオニズム青年運動のKJV(ユダヤ組合連合)で、「わたしをエーリッヒ・フロムにして下さい。そして天国に行かせて下さい」と皆から祈られたほど信心深いシオニストの青年だったのですが、シオニズムはナショナリズムが育つのによい土壌であり、そのナショナリズムなるものは、ユダヤ教のヒューマニズム的解釈とは対立するものである、と彼は考えたのです。
ユダヤのなかでは少数派だったシオニストが、今のように多数派となった背景には第二次大戦での「ホロコースト」があったといいます。その意味では現在のシオニズムは「ホロコースト」と分けて考えられるものではないかもしれません。しかし、ユダヤ人のなかですら既に「アウシュビッツは政治的論拠としては乱用されすぎており、したがって遅かれ早かれ効果がなくなる」と述べる人もおり、イスラエルのパレスチナに対する暴虐では「イスラエルはナチスと同じ」という言葉が世界のあちこちで言われるようになってこれも既に久しいのです。そもそもパレスチナ問題で「ホロコースト」のことを考える人が現在いったい如何程いるのでしょうか。「ホロコースト」を認める人も、今のイスラエルのパレスチナに対する行為には厳しい批判をしています。「ホロコーストがあったから」と”肯定的”に考える人などはほとんどいないのではないのでしょうか?
「ホロコースト」が嘘だとしたら確かにそれは修正されなければならないものでしょう。しかし、たとえば、今回のNHK問題で高橋哲哉氏を木村氏が「シオニストの手先」だと罵ったのに始まり( http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/782.html
)、挙句は数人がかりで長井氏の内部告発や朝日の記事をシオニストの陰謀としてしまうなど、むちゃくちゃなのでは?シオニズムはES細胞のようなものなのですか。
これでは「ホロコーストは嘘」という文字を見ただけで敬遠する人が増えこそすれ減ることはないのではないでしょうか。また、今度のアメリカのイラク攻撃がイスラエルの代理戦争の側面があるというようなことを言っても「またユダヤ陰謀論か!」で終わりにされてしまうことにもつながってゆくのではないでしょうか。
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