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(回答先: 貴重情報、感謝。初めて知りました。原爆、ドレスデン爆撃とともに肝に銘じておかねばならない事実です。 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 2 月 13 日 21:42:50)
バルセロナより愛を込めてさん ボナセーラ!
最初にお世話になった大家さん(70代女性)が、当時日々食事を
共にしながら、お身内の話が一切出なかったことを不思議には感じて
いたのですが、サバイバーだったことを知って衝撃を受けています。
それを伝えてくれた友人の口調から、周囲の親しい人々も全く
知らなかった様子がみてとれました。
話したくなかったのか、話せなかったのかはわかりませんが、
後者であり、政治のために愛する家族の思い出を語ることすら
できなかったなら、切ないことです。
(ただ、選挙を控えたベルルスコーニ〜フィーニ政権にとっては
大きな追い風だったかも)
これが出るまでの第二次大戦中の最大の悲劇は、44年にナチ占領下の
ローマで起きたアルデアティーネの虐殺でした。
(パルチザンがドイツ兵を1人殺すごとに、10人のイタリア人に報復する
というヒトラーの命により、少年を含む335人が銃殺された)
戦後、335人を駆り立てた罪、特にその中に政治的に無辜のユダヤ系
市民を混在させたかどでイタリア人警官が銃殺刑となりましたが、
ドイツ側の責任者たちは、だれも実刑に服していないのです。
・・・・
ベルルスコーニ首相がドイツを怒らせた、
「ゲシュタポの官吏役にぴったりだ」発言を覚えていらっしゃるでしょうか?
彼の「イタリア人はひとりのユダヤ人も殺していない」発言とともに、
上記のような複線があるのでしょう。
こういう話はまだ埋もれていそうですね。
長くなって申し訳ありません。
レスをありがとうございました。
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