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(回答先: 韓国は北支援を継続…潘外相が米副大統領に語る (読売新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 13 日 00:21:43)
北の強硬姿勢 譲歩引き出す戦術 日本外し再交渉?
【ソウル=久保田るり子】六カ国協議参加中断、核保有の宣言など国際社会への敵対的姿勢を強める北朝鮮が今度は米ニューヨークから米朝直接対話を求めてみたり否定してみたりするという不可解なメッセージを発信している。北朝鮮は何を狙っているのか。
韓成烈・北朝鮮国連次席大使は十二日付の韓国のハンギョレ新聞に、「米国が直接対話に応じれば(対北)敵視政策の変化の信号とみることができる」と述べ、六カ国協議についても「大義名分と条件が整えば参加する」と語った。だが、APテレビの取材には「六カ国協議は古い話だ。もうない」「(米朝)二国間協議は求めていない」と態度を翻している。
北朝鮮が言う「対北敵視政策」とは「核放棄優先」を指すが、韓発言などから、北朝鮮専門家の間では、「北朝鮮は最終的に六カ国協議に復帰する」との観測がある一方、「新たな枠組みの構築を狙っているのでは」との分析も出ている。
「最終復帰説」は六カ国協議を「北朝鮮にはなおメリットある枠組み」ととらえる見方に基づく。協議開催は拉致問題で浮上した日本での経済制裁論議にも一定の足かせをはめられるし、今回の宣言で中韓は米朝の仲介にさらに積極的になった。
北朝鮮は、各国の利害関係を利用しつつ米国の譲歩を引き出そうとしているとの見解である。
「新枠組み説」は、核保有宣言を重く見たもので、北朝鮮が宣言に踏み切ったのは、交渉に「核兵器」を加えた方が対価の獲得に有利とみたためだという観点に立つ。
とすれば、北朝鮮は過去の六カ国協議での米朝提案などを白紙とし、交渉のテーブルに「核兵器」を載せてくると予測される。そして、拉致問題を抱える日本を除き、北朝鮮が米国に求める「ギブ・アンド・テーク方式」に理解を示す中韓などと三カ国、四カ国で再交渉しようと動く可能性も出てこよう。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/13iti002.htm