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02/12 10:43 イスラム教関係者が独占か サウジ首都の評議会選挙
【リヤド12日共同】AP通信によると、サウジアラビアのリヤ
ド州で十日実施された自治評議会選挙で、選管は十一日開票結果を
発表、首都リヤドでは七つの議席をすべて、イスラム教の宗教関係
者が独占した可能性が強まった。選挙戦では不動産業者らによる派
手な選挙運動が繰り広げられたが、首都では宗教界の影響力が強い
ことが浮き彫りとなった。
発表された当選者七人のうち少なくとも五人は宗教関係者である
ことが知られている。選挙監視員の一人は投票前に「七人への投票
を呼び掛ける携帯電話へのメッセージを見た」と述べ、組織的な運
動が行われたとの見方を示した。
選挙では各評議会の議席の半数だけを選出し、残り半数は政府が
任命。バランスを取るため宗教界の関係者以外が任命される可能性
があるという。
投票率は首都で登録有権者の65%。首都以外のリヤド州各地で
は同82%で、部族有力者らの当選が目立った。
20050212 1043
[2005-02-12-10:43]