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白血病治療のために昨年1月、イラクから来日し、名古屋大医学部付属病院(名古屋市)で治療を受けて帰国したアッバース・アリ・アルマルキー君(6)が今月6日に死亡したことがわかった。
アッバース君の来日を支援した市民団体「セイブ・イラクチルドレン・名古屋」の小野万里子代表に現地の主治医から11日夜、電子メールが届いた。
同団体によると、アッバース君は5日夜に発熱し、6日朝、搬送先の病院で死亡した。死因は不明。メールには「熱を出した日はいつものように遊んでいた。なぜ亡くなったのかわからない。感染症ではないか」と記されていたという。
アッバース君は、同団体に寄せられた募金を基に、昨年1月、母親のアンワル・アブド・ムーサさん、イラク人医師2人と来日した。名大病院で治療を受け、症状がよくなったため、10月にイラクに帰国した。帰国後は同団体から送られた薬で、治療を続けていたという。小野代表は「信じられない。あんなに元気だったのに」と言葉を詰まらせていた。
(読売新聞) - 2月12日11時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050212-00000202-yom-soci