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イラク選挙後テロ激化、わずか1日に31人死亡
【カイロ支局】AP通信によると、バグダッド北東部にあるイスラム教シーア派モスク(礼拝所)の前で11日、トラックが爆発し、金曜礼拝のため訪れていた信者ら少なくとも12人が死亡した。
これとほぼ同時に、バグダッド東部のシーア派居住地区にあるパン屋に武装勢力が押し入って銃を乱射し、11人が死亡した。
いずれも、スンニ派武装勢力が、先月30日の暫定国民議会選挙後の宗教対立をあおる目的で、シーア派住民を標的にしたと見られる。
同通信によると、イラクではこの日だけで、テロにより少なくとも31人が死亡した。
モスクでのテロは金曜礼拝が終了した直後に起き、礼拝から帰る途中の人が犠牲となった。トラックは野菜を満載しており、偽装されていた。
パン屋でのテロでは、複数の車に分乗した武装勢力が通りを閉鎖した上で、銃を乱射、そのまま逃げ去った。
(2005/2/12/12:22 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050212i204.htm