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02/10 16:25 君主制下、初の本格選挙 サウジ、民意反映要求も
【リヤド10日共同】国際テロ組織アルカイダ系組織のテロに揺
れる石油大国サウジアラビアのリヤド州で十日、全国規模としては
建国後初の選挙となる自治評議会の選挙が行われた。
地方議会に当たる自治評議会の権限は不明確で、実際の役割は限
られるが、王族が支配する絶対君主制のサウジで本格的な選挙が導
入されたことで、政治への民意の反映を求める声がさらに高まる可
能性がある。
選挙には約千八百人が立候補。首都リヤドを含むリヤド州内の三
十七自治評議会のメンバーのうち政府が任命する者を除く半数の百
二十七人が選出される。任期は四年。
有権者は軍人ら治安当局関係者を除く二十一歳以上の男性で、女
性には投票権がない。登録したのは有権者の推定20―30%に当
たる約十四万九千人。
首都リヤドでは自治評議会のメンバー十四人のうち七人を選出す
るが、立候補者は計六百四十人にも上った。顔触れは不動産業者や
医者、部族の有力者らで、一部立候補者による票の買収のうわさが
飛び交い「金権選挙」との批判も出た。
リヤド州の後、三月三日には東部などの五州、四月二十一日には
西部などの七州でも投票が行われる。
20050210 1625
[2005-02-10-16:25]