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終戦直後から。
「平和を守れ」というのは簡単だ。小泉批判をするのも簡単だ。「誤りは繰り返しません」と言っても、平和を守るというのは非常に難しいことかもしれない。自分がもし戦前軟弱外交と批判された幣原喜重郎の立場だったら、日中戦争を阻止できただろうか?自分が西園寺公望公の立場ならどうであろうか?ブルジョア権力者は自分とは関係ないというかも知れないが、共産党や新左翼が権力を握っても、ひょっとしたら権力を握った途端、石原や安倍顔負けの排外民族主義に転化してしまうかも知れない。そうなれば、幣原や西園寺とは比べ物にならないくらい反動的な本性を見せるかも知れない。フランス革命後、ナポレオンは王政時代以上に覇権主義を強めて周辺諸国に攻め込んだ。左翼から好戦的なジャコバンが、ナポレオンが出てくるかも知れない。
意外に知られていないのが、戦前日本は幣原外相の努力で対中最強硬派の米英出兵を何度も止めている対中最協調派であったという事だ。
以下のサイトはあまり知られていない南京事件と当時の幣原ら政府首脳の苦悩を知る手がかりの参考になるかも知れません。私はなんと言っても戦前の中国の発展を台無しにして、日中戦争終結後も何十年間も大破壊が続いた事に「何故?」という疑問をずっと持っていました。これらのサイトの文章が必ずしも解等にはなっていませんが、参考にはなりました。戦前の日本軍国主義は案外奥が深いですね。
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http://www.okazaki-inst.jp/hyakuisan37.html
http://www.okazaki-inst.jp/okazaki-inst/hyakuisanfront.html
http://www.bk.dfma.or.jp/~senshi/01-08.htm
http://www.c20.jp/1927/03nanki.html
http://ww1.m78.com/topix-2/nanking%20diplomacy.html
http://www.asahi-net.or.jp/~ku3n-kym/doyoyon/doyoyo11.html