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03/05 16:16 民主化求め政情流動化も モルドバできょう議会選
【モスクワ5日共同】旧ソ連諸国で唯一の共産政権モルドバで六
日、議会選(定数一〇一)が行われる。共産党が優勢だが、貧困問
題で国民からの批判が多い上、隣国ウクライナの「オレンジ革命」
の余波を受けて「民主化」を主張する野党が躍進、政情が流動化す
る可能性がある。
米国はモルドバの非民主化を批判。ロシアも東部ドニエストルの
ロシア系住民の独立問題で政権と対立しており、共産政権が生き残
りを図れるか、あるいは政権交代を成就したウクライナやグルジア
の再現となるか、国際的にも注目が集まる。
最近の世論調査では共産党が支持率で半数を超えているが、七十
一議席を獲得した前回のような圧勝は困難な情勢。議会で大統領選
出に必要な六十一議席を確保できるかは微妙だ。単独で六十一議席
を確保できなければ他党と連立せざるを得ず、一気に流動化する可
能性が出てくる。
一方、野党の選挙連合「民主モルドバ」やキリスト教民主人民党
は「共産独裁政権の打倒」を提唱。選挙後に大規模な街頭抗議デモ
を計画しているが、ウクライナの「オレンジ革命」のように野党を
一本化して共闘する動きはなく、全国的な抗議行動に発展するかど
うかは不明だ。
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[2005-03-05-16:16]