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(回答先: Re: 劣化ウランの粉末を体内に取り込めば、影響甚大です。 投稿者 木田貴常 日時 2005 年 3 月 04 日 13:23:31)
木田さま。 はじめまして。
分かりやすい参考文献を挙げておきます。
これが順当な見解ではないかと思われます。
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/336.html
投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 10 月 17 日 12:55:30:xnvpUXgHxuDw6
骨子部分は以下のとおり
英文全文はリンク内にあります。
▲クウェートからの報告:劣化ウラン汚染:湾岸戦争症候群がクウェート市民に蔓延
クウェートおよびイラク南部における劣化ウラン汚染について説明があります。
また、湾岸戦争後、1998年の時点でクウェート市民に湾岸戦争症候群(慢性疲労症候群)が蔓延しているという報告です。
ただし、クウェートにおける湾岸戦争症候群の正確な数値の出所は未確認です。
「クウェートからの報告: 湾岸戦争症候群が、市民と1991年に湾岸戦争に参加した復員軍人とを襲う。」
Health Freedom News (1998)
Report from Kuwait:
Gulf War Illnesses Strike Civilians and Veterans of the 1991 Gulf War
By Prof. Garth L. Nicolson
「 劣化ウランと湾岸戦争
劣化ウラン汚染は、多数のクウェート人と湾岸戦争復員軍人とが直面する幾つかの健康問題のうち一つではあるけれども、これは簡単にはなくならない問題である。
放射性の劣化ウランの半減期は44億年である。
劣化ウランはウラニウム精製の副産物であり、一層濃縮されたウラニウム(ほとんどダウラン235)を核反応の燃料として使用する(参考文献1)。
劣化ウランは、数十万ポンドもの量が発生しており,数十年にわたって、政府のウラニウム処理工場の周辺に積み上げられている。
劣化ウランは高密度であるので、誰かが、装甲貫通爆弾を構成する際のタングステン混合物に有用であると決定した。
不幸なことに、劣化ウランは、濃縮済ウラニウムに見られる放射線量の約30%をもっており、動物にもヒトにも極度に有害である(1)。
超高速劣化ウラン爆弾が硬い標的に当たると、爆弾の運動エネルギーが大きいために、
劣化ウランは気化し、燃焼し、酸化ウラニウムを生成する。
酸化ウラニウムの微粉塵粒子は、そのあたりにゆっくりと定着し、砂の中に混ざり、数十万年にわたって徐々に地下水を汚染する。
(注: この「酸化ウラニウム」は重金属元素含有セラミック微粉末の一種)
米軍および英軍は、湾岸戦争時に400〜800トンの劣化ウランを爆発させており、極度に毒性の高い物質が少し含まれていた。
劣化ウランによる最近の健康問題のほとんどは、微細な劣化ウラン酸化物微粒子を吸引し、微粒子が肺の奥深くの部位に定着することから始まるものと思われる。
劣化ウラン酸化物粒子を囲む肺組織への放射線によって、免疫抑制と肺炎とのプロセスが徐々にもたらされる。
この劣化ウラン酸化物のうちいくらかは徐々に体内にウラニウム陽イオンとして侵入し、不幸なことに、骨中で濃縮され、骨髄と血液細胞産生に影響する傾向がある。」
(注:これは重金属イオンとして体液に溶解するということ)
「湾岸戦争後のクウェート国民における疾患
クウェートにおける環境汚染は、1991年の湾岸戦争の落とし物のうち一例にすぎない。
クウェート市内で多数の病院を経営するクウェート人の医者と議論し、また元厚生省長官アブドゥル ラーマン アル−アワディ博士と議論したところ、
多数のクウェート国民が、湾岸戦争症候群に徐々に罹患し始めていることが明確になった。
我々は、クウェート国民人口のうち約15%が疾患であると見積もっている。
この見積もりは、チャールズ T ヒンショー博士(米国環境医学アカデミーの元総裁)が実施した独立の調査によって確認されている。
湾岸戦争症候群に罹患した10万人を超える米国の復員軍人と同様に、クウェート市民は、互いに重なり合う、複雑な、多臓器にわたる慢性の症候と症状とを示している。
これには、慢性疲労、頭痛、記憶喪失、筋肉痛、吐き気、胃腸障害、関節痛、リンパ節の痛み、記憶喪失(ママ)、および他の症候と症状とが含まれる。
この複雑な臨床像には、しばしば、種々の環境薬剤に対する感受性亢進と、アレルギー反応の亢進とが含まれる。
米国復員軍人と同じ複雑な症候と症状とをクウェート国民が示しているのはなぜなのだろうか?
そのように見える。
しかし、これらの疾患は複雑であり、種々の毒性環境への曝露と、日和見感染との可能性がありそうである。
湾岸戦争後に病気になったクウェート国民に対する最も普通の診断は、慢性疲労症候群(CFS)である。」