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「テロリズム敗れた」アラウィ首相が声明 イラク議会選
イラク暫定政府のアラウィ首相は、国民議会選挙の投票がしめきられた後の30日夜、「今日、テロリズムが戦争に敗れた」と声明を出した。武装勢力の脅迫やテロにもかかわらず、選挙が行われたことで政権は最大の任務を果たし、首相は「次期政権の目標は治安の確立と政治プロセスの確保だ」と述べた。
選挙管理委員会は同日、襲撃などで61カ所の投票所が開けず、機能したのは5171カ所だったと公表した。即日開票が始まり、在外投票分を合わせた暫定結果は2月5日ごろに公表、確定は9日ごろになる見通し。
投票所への自爆テロなどで少なくとも市民ら37人が犠牲になったが、ナキーブ内相は英テレビのインタビューに「18カ月以内に、イラクに外国軍は必要なくなるだろう。われわれは自分の力で立つことができる」と話し、将来の治安確保に自信をのぞかせた。
一方、「投票はイスラム教徒の義務」というファトワ(宗教見解)を出して、シーア派地域の高い投票率の原動力となったシスターニ師は同夜、側近を通じて「投票所に向かったイラク人に感謝する」との声明を発表した。同師の意向を反映したシーア派の政党連合「統一イラク連合」の幹部は「圧勝した」と語っている。
(01/31 12:05)
http://www.asahi.com/international/update/0131/004.html