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エドワード・ケネディ上院議員は26日、今週末に予定されているイラクの議会選挙に触れ、米政府は選挙後、イラクの占領を続けずに早期に撤退すべきとの見解を述べました。
ケネディ氏はジョンホプキンス大学での演説の中で、「米軍の存在は、問題解決のためのものではなく、問題の一部分になっている」とし、ヴェトナム戦争のような占領を続けるのではなく、イラク国民にイラクを任せるべきとしました。
AP通信によると、上下両院の議員でこのような米軍撤退を明言するのは初めてとの事です。
ケネディ氏は、対イラク戦争を“テキサス(ブッシュ大統領のお膝元)ででっち上げられたまやかしごと”とばっさり切り、国民を誤った方向に導いたと断じています。さらに、米国と武装勢力は共にイラク国民の「心と意思」のために戦っているが、アメリカは「負け戦」をしているとし、これ以上占領を続ければ、より深刻な事態を招くのは明らかで早期に撤退すべきと呼びかけました。
今ではあまり知られていませんが、ヴェトナム戦争への本格軍事介入をしたのは誰あろう、ケネディ議員の兄である第35代米国大統領、ジョン・F・ケネディです。兄の犯した間違いを例に出して、いわば恥さらしをしてイラク戦争に反対するケネディ議員は、まやかしでなく本気で国民に訴えているととっていいでしょう。
ケネディ氏は、米国撤退後のイラクを国連主導で再建すべきとしています