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北オセチヤ学校占拠、露治安機関将官らに共犯疑惑
【モスクワ=古本朗】昨年9月のロシア北オセチヤ共和国での学校占拠事件(約300人死亡)に関し、ロシア治安機関将官ら2人にチェチェン武装勢力の共犯容疑が浮上していることが28日、明らかになった。
新疑惑は、テロ対策の要である治安機関が腐敗し、逆に脅威を助長している現状を浮き彫りにしている。
コメルサント紙によると、露議会調査委員会のアレクサンドル・トルシン委員長は、これまでに「(共犯容疑者)2人が拘束され、3人が指名手配された」と説明。その上で、新たに「少佐や大佐より位の高い者2人がみつかるだろう」と共犯容疑が将官にまで及んでいる事実を明かした。所属先には言及しなかったが、治安機関とみられる。
調査委メンバーのウラジーミル・クラコフ氏によると、問題の容疑者2人は依然、職場にとどまり、議会調査委メンバーとともに作業に携わっている、という。同氏は容疑内容として、「賄賂を受け取り、(犯人グループの)侵入を許した」ことなどを挙げた。
2002年のモスクワ劇場占拠事件の際も、警察が同武装勢力の犯人グループの都心侵入を黙認した疑いが取り沙汰されたが、真相は解明されていない。
(2005/1/28/20:45 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050128i112.htm