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(回答先: 「南京大虐殺」本で名誉毀損、中国人女性の勝訴確定 (読売新聞) 投稿者 彗星 日時 2005 年 1 月 25 日 00:50:09)
南京虐殺訴訟:
被害女性の名誉棄損、歴史家らの敗訴確定
「南京虐殺の被害者ではないと本で名指しされ、名誉を傷つけられた」として、中国人女性の李秀英さん(故人)が、著者で歴史研究家の松村俊夫氏らに1200万円の賠償などを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(島田仁郎裁判長)は20日付で、松村氏側の上告を退ける決定を出した。松村氏らに150万円の賠償を命じた1、2審判決が確定した。
松村氏の著書「『南京虐殺』への大疑問」(展転社)は、南京虐殺被害を訴え国賠訴訟を起こした李さんについて、「証言のたびごとに内容がクルクル変わるのは、実体験ではない証拠であろう」などと記述した。
1、2審とも「合理的理由がないのに、被害者ではないと推測して名誉を棄損した」などと李さんの訴えを認めていた。【小林直】
毎日新聞 2005年1月24日 19時15分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20050125k0000m040037000c.html
故・李秀英さん墓前で勝訴報告 南京で遺族ら
南京大虐殺の生存者だった故・李秀英さんが、日本の出版社・展転社、作家・松村俊夫氏を名誉毀損として訴えていた裁判で、日本の最高裁判所は20日、原告勝訴の二審判決を支持する判決を下した。これにより、5年にわたる訴訟の末、原告の勝訴が確定したことになる。
22日午前、李秀英さんの眠る南京市の墓地・雨花功徳園に、日本最高裁の判決書を手にした李さんの子らが訪れ、「お母さん、最終的な勝利の日がついにやってきました。あの世でほっとできましたね」と勝訴を報告した。
李さんの末娘、陸hさんは「残念です。母はこの日を待てませんでした。しかも、被告は終始、母に謝罪しませんでした」と語る。李さんは生前、裁判の行方を気にかけ、判決を待ちわびながら、1カ月余り前に86歳で亡くなったばかりだった。
李さんは南京大虐殺の直接の被害者として、自身の体験を根拠に旧日本軍の残虐行為を勇敢に暴き、「南京大虐殺の生き証人」と呼ばれた。(編集UM)
「人民網日本語版」2005年1月23日
http://www.people.ne.jp/2005/01/23/jp20050123_47064.html