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国連セレモニ
http://www.asyura2.com/0502/war66/msg/640.html
投稿者 凡人 日時 2005 年 1 月 26 日 19:35:01:pV3QNylzAqCv6

国連に勤務する知人によれば、下記のアナウンスが1月24日に先立つ数日前に全職員になされたとのことです。

On Monday, 24 January 2005, the United Nations General Assembly will
convene a Special Session in New York to commemorate the 60th anniversary
of the liberation of the Nazi death camps. This is the first time that the
body will devote a session to the Holocaust, and it also marks the first
time a Holocaust survivor will address the General Assembly. This Special Session will
be a historic and deeply meaningful one, especially in light of the fact
that the United Nations was founded as the world was learning the full
horror of the camps, and is dedicated to doing everything in its power to
protect human dignity.

こうしたセレモニは国連始まって以来のことと、このアナウンスも言っています。ホロコーストなる表現を露に用いています。ユダヤ人大量虐殺という特別な意味でホロコーストという表現を用いているとすると、このアナウスは国連の発足意義をゆがめている事になります。「反ユダヤ主義制裁法」がイスラエルはもとより米国でも昨年議院を通過しました。この国連のセレモニは、以後国連によるイスラエルのパレスチナ人への蛮行非難批判封じ込めの第一歩となるのだろうかと案じます。国連メンバ国はどう対応したのか知りたいものです。
ユダヤ人大量虐殺という特別な意味でのホロコーストの真偽について下でも議論があります。南京虫さんが引用するkaoru yamasaki氏のウエブ、木村愛二さんのウエブは残念ながら真っ向からの対決とはなっていません。私には論証過程、論理どれも木村さんの圧勝に映ります。木村さんは、こうした掲示板上での言葉の悪さで自らの主張の説得性を減殺しているように思えます。実際、yamasaki氏はまずは、そこをついています。ヤマサキ氏の反論は語学に堪能な大学の先生がおちいりがちな重箱隅型のようです。それにしても、日本の知識人はホロコーストの呪縛からのがれられないようです。この阿修羅でしばしば引用される五十嵐仁先生しかり、先日講演を拝聴した寺島実郎氏しかりです。近年、日本の右旋回が多くの方にって憂慮されています。良心的知識人はこのご時勢に好き好んでこの旋回に利するような事は主張できないという事なのかもしれません。同様は朝日vsNHKです。朝日は産経、読売とは違う。その朝日の足元を掻っ攫うような事をなぜするのかというわけです。私は、こうした知識人の発想に「色々な事をよく知っている自分たちが国民を善導するのだ」という一種の「思い上がり」があるのではと最近思い始めています。知識人に我々国民が期待するのはこうした善導ではなく、我々が知りえない本当のことを率直にあらゆる手段で知らしめてくれる事だろうと思うのです。どうやら木村さんにはまってしまったようです。

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