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□ザルカーウィ神話はイラク分断のため英米が創作だが賢明なイラク人には通用しない [ML アラブの声]
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/338
ザルカーウィ神話はイラク分断のため英米が創作だが賢明なイラク人には通用しない
24日付のバスラ・ネットは、国外在住のイラク人政治活動家ハーリド・ヤーセリー氏の投稿を掲載した。
イラクの敵は又もや分断政策と言う手垢の付いたゲームを持ち出してきた。子のゲームをお家芸とする英国人は、インド殖民統治時代に使っていた。(ムスリムが忌避する)豚の死骸をモスクに投げ込み、翌日は牛の死骸をヒンズー教寺院に投げ込む。すると3日目には首尾よく血を血で洗う内乱が始まるという次第だ。
イラクにはこのような騒動の種が見つからないので、英国式陰謀の後継者の米国人たちは、以前に使っていたビン・ラーディンのカセットを、例えばブッシュの2期目の選挙のような重大任務に備えて棚に上げて、ザルカーウィのカセットを乱発している。ビン・ラーディンのカセットは奏功し、このキリスト教右派原理主義者ブッシュは選挙に勝利した。
ジェイムス・ボンドやランボーのように作り上げられたキャラクターであるメソポタミアの地に出現したこのヨルダン人ザルカーウィは、米国とその同盟国のメディアに於いて著しい働きを示した。イラクの愛国者抵抗勢力を斬首に明け暮れる野蛮な集団だと印象付け、運動の足をすくった。だがイラク人はこんなトリックに騙されるほど愚かではない。
http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/0105/khald_240105.htm
【参考】 ザルカウィ幹部「シーア派と苦い戦い」 ネットで声明
http://www.asahi.com/international/update/0123/008.html
イラクの武装勢力「イラク・アルカイダ機構」のザルカウィ幹部を名乗る人物が23日、インターネットで声明を出した。声明は30日のイラク国民議会選挙を「アメリカの筋書き」としたうえで、イラクの過半数を占め、選挙での勝利が予想されるイスラム教シーア派勢力に対し「『苦い戦い』を宣告した」としている。
声明は「米国が自国の利益やイスラエルのためにやっている」「民主主義は人間が法をつくる制度だ。神だけが法をつくれる」と30日の選挙と民主主義を否定したうえで、「敵はイラクに民主主義を導入し、シーア派に支配させようとしている」「すべての候補者は『神』になろうとしており、投票する人間は背教者だ」と、選挙関係者や投票に向かうシーア派を攻撃するようスンニ派に呼びかけている。
ザルカウィ幹部は20日にも「長い戦いを続ける」との声明を出している。また、民主主義を「イスラムに反する」とする議論は、アルカイダなどワッハーブ派(スンニ派厳格派)系の過激派に頻繁にみられる。(01/23
22:41)
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様々な角度から下手な芝居を指摘する声はネット上に溢れている。ただ、ビン・ラーディンやザルカーウィを賛美する善男善女も相当数居ることも確かであるから、一定の効果を上げていると言えよう。
アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/