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□イランに対するイスラエルの心理戦 [IRIBラジオ日本語ニュース 解説から]
http://www.irib.ir/Worldservice/japaneseRADIO/news.mon.htm#kaisetu
イランに対するシオニスト政権の心理戦
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シオニスト政権イスラエルの高官は、イランに対する心理戦と世論操作を継続しており、いまだ、自分たちが地域における真の脅威であることを世論に気付かれないようにしています。シオニスト政権のカツァヴ大統領とシャローム外相は、最近、この流れの中で、イランは地域における平和と治安に対する深刻な脅威だと主張しました。カツァヴ大統領は、イランがハマスやイスラム聖戦運動といったパレスチナ抵抗運動とレバノンのヒズボッラーに資金援助していると主張しました。シオニスト政権はこれらのグループをテロリストと見なしています。
シャローム外相も、シリアとイランがレバノンのヒズボッラーを支持しており、その攻撃の多くが、テロリストの仕業であると語りました。こうした表明は、欺瞞に満ちており、ヨーロッパで最近行われた世論調査でも、シオニスト政権が世界の平和や治安を脅かしているという結果が出ています。またシオニスト政権を支持するブッシュ政権についても、その政策が世界の平和を脅かす懸念材料だといわれています。これを裏付けるものとして、地域におけるシオニスト政権の侵略的な政策をみてみると、同政権が地域の政情不安や脅威の要因であることが明らかだ、という事実が存在します。
シオニスト政権の高官はこのことを懸念しています。こうしたことから、アメリカとともに、イランに対する世論操作を行うことで、現状を自分たちの都合のいいように変えようとしているのです。シオニスト政権とアメリカは、その政策として、中東和平を妨害する者、そして地域における脅威としてイランを標的にプロパガンダを行っています。まず彼らは、中東和平の阻害の要因として、パレスチナへのイランの精神的な支持を挙げています。シオニスト政権は現在まで、署名した条約や取り決めのどれ一つとして守っていません。その一方で、占領された領土へのパレスチナ難民の帰還や彼らの選挙権、その他の権利の擁護と公正な平和をイランが強調していることは、平和を乱すものだとしているのです。治安への脅威に関しては、シオニスト政権こそが200個以上の核弾頭を保有し、中東などの世界の平和に対する核の脅威であるにもかかわらず、彼らはイランの平和的な核開発を懸念し、核施設などを攻撃すると脅迫しています。こうした矛盾が理由で、アメリカやシオニスト政権は、イランに対して虚言を吐き、現実を隠そうと躍起になっているのです。