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(回答先: イラク人虐待写真 英軍のイメージに傷、デンマークも 欧州に波紋広がる (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 1 月 24 日 04:52:29)
<米大統領演説>ブッシュ元大統領も弁明 広がる波紋 [ 01月24日 03時00分 ]
【ワシントン中島哲夫】世界の「圧政」終結を目標に掲げたブッシュ米大統領の20日の就任演説に米国内外から驚きと疑問の声が上がり、ホワイトハウスは釈明に追われている。22日はブッシュ元大統領まで息子のために弁解した。2期目のスタートからつまずいた形だが、実はそれも作戦ではないかという見方がある。
この演説に対する米国で上がっている疑問は、(1)「世界の圧政に終止符を打つ」というのは机上の空論(2)「あらゆる国の民主化運動を支援するのが米国の政策」と宣言したことは、内政干渉と戦争につながる(3)ロシア、中国、エジプト、サウジアラビア、パキスタンなど米外交の重点国にも圧政があるが、どう対処するのか――など。
演説直後からこうした批判が噴出したため、ホワイトハウス高官は21日、米主要紙記者らを集めて「真意」を説明した。ワシントン・ポスト紙などによると「圧政終結は長期目標で、短期間での達成を想定していない」「政策変更はなく、軍事介入を含めて介入政策はとらない」などの釈明があった。また別の高官は、就任演説だから理想論を述べたのであり、2月初めの一般教書演説はもっと実際的な政策演説になると語った。
この日はホワイトハウスを非公式に訪ねた父親のブッシュ元大統領も、記者団に「新たな軍事攻撃を意味するものではない」などと、強硬策への転換ではないということを断定的に語った。
しかし、本当に予期せぬ誤解や過剰反応を招いたとしたら、現実感覚を欠いた演説だったことになるが、それほど単純な構図とは考えにくい。一部外交筋の間では、特定の「圧政」国家についてはやはり2期目の任期内に「終止符を打つ」計画ではないかという見方が根強い。
http://www.excite.co.jp/News/world/20050124030000/20050124M30.121.html