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01/21 16:18 サウジ過激派が浸透か 衝突相次ぐクウェート
【カイロ21日共同】イラク戦争で旧フセイン政権が倒れ、隣国
からの軍事的脅威がなくなったと歓迎したクウェートに、サウジア
ラビアのイスラム過激派が浸透した可能性が強まり、治安当局が対
応に追われている。
サウジは国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン
容疑者の出身国。イスラム過激派による政府庁舎や外国人への襲撃
が相次いでおり、クウェートでも石油施設が攻撃対象になり得ると
懸念されている。
クウェート市南方で十五日、武装集団と治安当局の銃撃戦が発生
、死亡したのがサウジ人過激派と判明し「同種事件で初めてサウジ
人の関与が裏付けられた」(クウェート・タイムズ紙)。「クウェ
ート・ムジャヒディン(イスラム戦士)」を名乗る組織が犯行声明
を出したが実態は不明だ。
クウェートでは十日にも計三人が死亡する銃撃戦が発生、複数の
サウジ人を含む三十人以上が拘束された。
アルカイダ系組織が襲撃事件を繰り返すサウジでは治安当局の取
り締まりが強化され、生き残りを図る過激派がクウェートなどの周
辺諸国に逃れている可能性もある。
クウェートは親米国家で約二万五千人の米兵が駐留している一方
で、それに対する反発もあり、「イスラム原理主義の教えに傾倒す
る人々が増えている」(レバノン紙デーリー・スター)と指摘され
、過激派が浸透する土壌が広がっているとみられる。
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[2005-01-21-16:18]