現在地 HOME > 掲示板 > 戦争66 > 238.html ★阿修羅♪ |
|
ライス氏、国際協調を重視 国務長官就任へ公聴会
--------------------------------------------------------------------------------
ブッシュ米大統領が次期国務長官に指名したライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は18日、指名承認を審議する上院外交委員会の公聴会に臨んだ。ライス氏は冒頭に読み上げた声明のなかで、イランと並んで北朝鮮を名指しして「核兵器への野望」を放棄させるため、国際社会が団結する必要があると強調。「圧制の拠点」としても北朝鮮を挙げ、外交圧力を強める意向を表明した。
「圧制の拠点」に挙げられたのは、北朝鮮のほかキューバ、ミャンマー(ビルマ)、イラン、ベラルーシ、ジンバブエの各国。「恐怖の社会」に生きるそれらの国々の国民が自由を獲得するためには、支援を差し伸べるなどの外交圧力が必要だとの考えを示した。
ライス氏は「今こそ外交の時だ」と強調。「米国と世界との相互関係は、独白ではなく会話でなくてはならない」とも指摘し、国際協調路線を重視する姿勢を示した。
一方、アジアの同盟諸国との関係はかつてなく強固だと述べたうえで、日本、韓国、オーストラリアを「アジアの主要なパートナー」と呼び、安全保障や経済の分野での連携を維持していく考えを示した。ただし、中国については「率直で協力的かつ建設的な関係を構築しつつある」としながら、「相当な価値観の違いがある」とも語った。
また、アフガニスタンとイラクでブッシュ政権が敢行したテロとの戦いが「自由化の成功」を収めたと自賛。その成功が中東地域に希望をもたらすと指摘した。「拡大中東地域に独裁、絶望、怒りが存在している限り米国人やその友人の安全を脅かす過激派や運動を生み出す」と述べ、今後もこの地域の民主化支援を続ける必要性を強調した。 (01/19 01:51)
-------------
http://www.asahi.com/international/update/0119/002.html