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ナチス・ゲーリング服毒自殺「私が渡した」元米兵告白
【ロサンゼルス支局】独ナチス政権下で「帝国元帥」だったヘルマン・ゲーリングが連合軍による死刑執行の直前に服毒自殺した事件で、毒物を与えたのは自分だと78歳の元米陸軍兵が名乗り出た。
米ロサンゼルス・タイムズ紙が7日付で報じた。厳重に監視されていたはずのゲーリングの毒物入手方法は、これまで歴史の謎とされてきた。証言によると、ニュルンベルク裁判の衛兵を務めていたこの元兵士は、街角で出合ったドイツ人女性から2人の男に引き合わされ、「体が弱っているゲーリングの常備薬だ」とカプセルを忍ばせた万年筆を受け取り、これをゲーリングに渡したという。
その約2週間後の1946年10月15日、ゲーリングは絞首台に送られる約2時間前に服毒自殺した。元兵士は懲罰を恐れてこれまで黙ってきた。すでに時効となっていることを知り告白したという。
(2005/2/9/22:11 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050209i512.htm