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アメリカ国防総省は、テロとの戦いで最前線に立つ特殊部隊の兵士が、民間の警備会社に高い給与で引き抜かれるケースが報告されているとして、軍にとどまれば、最高で15万ドルの特別なボーナスを支給する方針を打ち出し、引き止めに懸命となっています。
対象となるのは、アメリカ軍の中で厳しい選抜試験を経て入隊する「グリーンベレー」など陸海空の特殊部隊のうち、2等軍曹以上の兵士と下士官です。国防総省の声明によりますと、こうした兵士と下士官に対し、特殊部隊としての任務が終了したあとも引き続き軍隊にとどまれば、期間にあわせて特別なボーナスを支給するとしており、最高額は6年間で15万ドル、日本円にしておよそ1560万円となります。さらに軍事作戦に参加した場合には、毎月、375ドル、日本円でおよそ3万9000円の手当も支給されるとしています。
特殊部隊の兵士をめぐっては、民間の警備会社から倍以上の給与を持ちかけられ、イラクやアフガニスタンなどで復興にあたる企業の警備担当者に引き抜かれるケースが報告されています。アメリカ軍としては、多大な予算と時間を費やして育成した優秀な人材が、これ以上民間企業に移らないようにするため、今回の方針を打ち出したもので、テロとの戦いで最前線に立つ特殊部隊の兵力の維持に懸命となっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/02/07/k20050207000054.html
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/02/07/d20050207000054.html