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CIA、旧ナチス関係者の情報開示に同意か
2005.02.07
Web posted at: 16:18 JST
- CNN/REUTERS
http://cnn.co.jp/usa/CNN200502070009.html
ワシントン――第2次世界大戦中の戦争犯罪に関連する情報の公開をめぐり、米中央情報局(CIA)が、冷戦時代に米国に協力した一部の旧ナチス関係者の資料公開を拒否しているとされる問題で、CIAは7日、米政府作業部会との協議で、公開の是非をあらためて検討する。ロイター通信によると、CIA側は、新たな資料の公開に原則として同意する方針だ。
米国では98年に成立したナチス戦争犯罪情報公開法に基づき、旧ナチスのメンバーに関する資料の機密指定解除が進んでいる。CIAはこれまでに125万ページにわたる記録を公開したが、一部資料については、「戦争犯罪に問われていない人物は対象外」との理由から公開を控えてきた。これに対し、米上院司法委員会のデワイン議員らが「対象外となった中には、冷戦時代にCIAと旧ナチスが交わした取引にかかわる資料があるのではないか」「CIAは過去の恥を隠ぺいしようとしている」などと指摘。議会側は、CIA側が残る資料の公開に応じない場合、ゴス長官に公聴会での証言を求める構えを示していた。
CIAはこれを受け、対象外としてきた人物についても情報公開法が適用されるとの立場に転じたとみられる。
ナチスの情報公開を進めていた省庁間作業部会は3月末に解散する予定だったが、デワイン議員は2年間の延長を求める構えだ。
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