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1日も長くイラクに留まりたくない=米副大統領
【ワシントン6日】チェイニー米副大統領(写真)は6日、FOXテレビのインタビュー番組で、「米国はイラクに必要以上に1日たりとも長くとどまるつもりはない」と強調したが、「米軍の撤収はイラク軍が治安の任務を引き継げるかどうかに掛かっている」との考えを示した。
同副大統領は、イラクで半世紀ぶりに自由な選挙が行われてから1週間経過したことを受け、「イラク人は政府を形成するだろう。これはイラクの文化に影響するもので、米国のイラク版ではない」と強調。「ただ現時点では、米軍はイラクに留まる」と述べた。
副大統領は「われわれは任務を完成し、機能するイラク政府を形成し、イラクが治安を維持できる軍事力を持てば、撤収するだろう。必要よりも1日も長く留まる願望はない」と語った。
イスラム教スンニ派の指導者が5日に、米軍の撤収の日程がはっきりするなら、新憲法の起草に参加すると表明した。
これについて副大統領は「米軍の撤収は、政治的な妥協の一部として今決める人為的な日程ではなく、任務が完了する時期という観点から考えるべきものだ」との見解を示した。
米国は現在の約15万人の駐留軍のうち、少なくとも年内は約13万5000人を維持する計画だ。また同盟軍も約2万人駐留している。〔AFP=時事〕
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