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イラクの選挙後、駐留米軍を漸次削減してゆく事を目指すであろう。
米国の財政悪化の改善を迫られているからだ。
G7において双子の赤字の解消を迫られた事は、広い意味での圧力であったと解し得る。
「イラク戦争」が失敗であったとの認識はチェイニーを始めとする指導者達の共通認識であろうし、再起の為の手段に取り掛かっているわけである。
「選挙は成功だった。我々は勝った。」と盛んに宣伝して回るであろう。
一方、抵抗運動は米国の侵略基盤固めの失敗により、段階が高まり、質的にも量的にも高度化するであろう。
それで、米国は背後の安全を確保して再起する為に極東政策の変更を図ったのである。
先ず北朝鮮との和解を探り、困窮の極みの北朝鮮はそれに応じたと考え得る。
「相互不可侵」の条約を締結するか、そうでないまでも、「援助」に踏み切ることになっているのではないか。日本にもそれをやらせたいのだ。ベトナム戦争後の米中和解が参考になるだろう。
この新たな北朝鮮政策の上で邪魔になるのが「日本人拉致問題」であるのだ。
米国も北朝鮮も共に、この問題の解決を図りたくは無いのだ。先延ばしにしたいのだ。
海綿頭脳の小泉自民党政府は海綿では考えられずに困っている。
NHKと朝日新聞そして安倍、中川の絡んだ「騒動」は大騒ぎしてそれぞれの足を引っ張ることになってしまった。
これからは安倍、中川は威勢良く発言は出来まい。
かくして、「日本人拉致問題」を裏切られるのである。
日本に北朝鮮への支援をもやらせ、
一方で傀儡国家として改編する為に、
巧みに、北朝鮮とチャイナの脅威を煽る為に、マスコミを動員する。
それにより民族的言動の健全な発展を阻害させ、敵愾心を育て上げる。
憲法改悪をさせて、傀儡的軍事国家に改編し、中東大戦への兵力として準備させ、国民の金を増税と金融的誘導により巻き上げて戦費としてゆく。
かくして日本は太平洋の巨大米軍基地となり、チャイナへの大きな圧力ともなる。
指揮を執るために、第一軍団司令部をワシントンから持ってくる。
傀儡軍兵力と戦費を使って、再度中東へ侵攻する。
「イスラエルを守らなければ世界平和は実現出来ない」と宣伝する。日本の狭隘なイデオローグがそれを信じて騒ぎまくる。
日本が米国に従う限り、中東にもアジアにも平和は来ない。
中東の人々は戦火と虐殺を免れる事は出来ないのだ。
チャイニーズも軍備拡大を続けて米国と日本からの侵略に備えなければならない。
かくして、日本の対米従属が米国の蛮行を続けさせているのである。
米国のイラク戦争失敗の認識と対北朝鮮政策変更の認識のさわりは小泉政権に伝えられているのではないか?
それで、小泉は元気が無いのではないか。小泉は自分なりに「正しい」と思ってブッシュに追随したのではないか。自分の間違いを知ったのではないか。
国の政策は、諸外国との強調融和の上で決めるべきである。
安全保障を米国一国に頼るべきではない。
安全保障は憲法と自衛隊を主とし、米軍基地の存在は国内の守りに必要な限りにすべきである。
自分達だけで、国の安全を図るべく努めなければならない。
その為には、ロシア、チャイナ、EUとも交渉を行なうべきである。
直ぐには出来ないだろうが、そのように考えておくべきである。
小泉後の政治家として、石原とかを考えて政界再編も考えているのであろう。小沢とかの動きは不気味である。
国民は情報と政治を自らの手に取り戻せ。
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