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(回答先: 殺傷能力を備えた軍用ロボット車両、イラクに配備へ (Wired News)他 投稿者 外野 日時 2005 年 2 月 05 日 23:37:23)
アメリカで開発され賛否両論が上がっている戦闘用ロボットを取材しました。(動画あり)
FNN 2005年2月4日
http://bb.goo.ne.jp/contents/FJTFNN/FJTFNN200502040030/
アメリカでこのほど、遠隔操作で動く戦闘用ロボットが開発され、公開されました。イラクで戦死者が増え続ける中、アメリカにとって革新的な武器になると同時に、戦争に踏み切りやすくなるのではと、危惧(きぐ)する声も早速上がっています。塚越裕爾記者のリポートです。 「戦闘用ロボット」は、その名前から、いかつい物が想像されるが、本物は意外に小さなものだった。しかし、「殺人兵器」なのは間違いない。ラジコン戦車のようなこのロボットは、これまで地雷処理に使われていた車両に、マシンガンなどを搭載しており、地形を選ばずに走ることができ、偵察や実戦に対応できるよう改造されている。本体には最大7つのカメラが搭載でき、5分以内にマシンガンからロケット砲に付け替え可能となっている。遠隔操作できる範囲は最大1kmで、兵士は安全な場所でロボットが撮影する映像を見て敵を確認し、人間より命中精度の高い射撃を行うことができる。リモコンが敵に奪われた場合には、操作ができなくなるようにも作られている。米陸軍武器開発センターディレクターは「このシステムの開発目的は、戦場で兵士を危険にさらさないようにすることだ」と話した。 1台の価格はおよそ2,000万円で、食事や睡眠を取らず、給料も必要ないロボットは、1人あたり500万円かかるといわれる兵士に比べて割安だとアメリカ軍は考えている。世界政策研究員は「米軍にとって兵士の犠牲を減らすことは最も大切なことだ。このようなロボットは今後ますます実戦に投入されるだろう」と話した。この戦闘ロボットはすでに6台が完成していて、近くイラクに配備されるとみられている。イラクでのアメリカ軍の戦死者は1,500人以上となっていて、人間のように知能や恐怖心を持たないロボットが兵士を守る一方で、政治家が簡単に戦争に踏み切る道具としてロボットを使うことを危惧する声も上がっている。