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http://www.cnn.co.jp/
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200501160010.html
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ヒトラー、ローマ法王誘拐を命令していた
2005.01.16
Web posted at: 18:20 JST - CNN/REUTERS
バチカン──ナチス・ドイツのアドルフ・ヒトラーが第二次世界大戦中、
当時のローマ法王ピウス12世の誘拐を計画していたことが明らかになった。
ナチス親衛隊(SS)に誘拐を命じたが、司令官が命令に従わなかったため、
未遂に終わったという。イタリアのカトリック系日刊紙アッベニーレが15日、
伝えた。ナチスによるローマ法王誘拐計画はこれまでも歴史家などから
指摘されていたが、具体的な内容がわかったのは初めてという。
アッベニーレ紙によると、ローマ法王の誘拐計画は「ラバト作戦」と名付けられ、
1943年の予定だったが、なんらかの理由でこの年には実行されなかった。
翌44年のローマ撤退直前に、ヒトラーはカール・ヴォルフSS司令官に、
ローマ法王の誘拐を直接命令した。
同紙によるとヒトラーは、法王がいずれナチスの世界支配の邪魔になると考え、
誘拐を計画。ヒトラーはキリスト教に代わる教義として、ナチズムを世界中に
広めるつもりだったという。ヒトラーから命令されたヴォルフ司令官は、
法王と密談のため一般市民に変装してバチカンに潜入。法王に誘拐計画を明かすと
同時に、自分が従うつもりのないことを約束し、十分注意するよう法王に
忠告したという。法王はヴォルフ司令官の誠意を確認するため、ナチスに
死刑を宣告されていたイタリアのレジスタンス指導者2人を釈放するよう要求。
ヴォルフ司令官はこれに応じ、2人の釈放を取り計らったという。
報道によると、ヴォルフ司令官は誘拐計画の一部始終を、ピウス12世の功績を
収集していた教会関係者に証言していた。バチカン内部では、ピウス12世を
聖人に列するための動きがあり、司令官の証言もその材料として集められたもの
という。
一方で、第2次世界大戦中の教皇庁はピウス12世のもと、ナチス寄りの姿勢をとり、
ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)にわざと目をつぶっていたと非難されることも多い。
戦後のバチカンは、これは各国のカトリック教徒をナチスの迫害から守るためで、
ピウス12世が水面下ではユダヤ人救済の活動を続けていたと反論しているが、
戦中のカトリック教会の行動は批判されることが多い。このため、ピウス12世を
聖人にしようとし続けるバチカンの動きには、各国のユダヤ人団体の非難が集中している。
現法王ヨハネ・パウロ2世は、ピウス12世を一貫して擁護しており、「偉大な法王」
と称賛したこともある。
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