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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/02/01,02 [イラク情勢ニュース] 米軍収容所で収容者が蜂起
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0000778;jsessionid=o9zho22183
URUKNEWSイラク情勢ニュース （転送・紹介歓迎）
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2005/02/04(金)
［飛耳長目録 today'snewslist］
☆イラク・レジスタンス・レポート ２月１日～２日
・ヒット近郊に米軍が新たな車両廃棄場
・イラク・レジスタンスが日本軍基地に５発の迫撃砲
・ブッカの米軍基地における収容者蜂起の詳細
・イスラム聖職者（ウラマー）幹部会が選挙を「無効」と声明
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２月１日 火曜 Tuesday,1February2005
IraqiResistanceReportforeventsof
Tuesday,1February2005andWednesday,2February2005
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http://www.albasrah.net/moqawama/english/0205/iraqiresistancereport_01-020205.htm
★カイム Ａｌ－Ｑａｉｍ
・米軍車列に自動車爆弾、海兵隊１５人死亡
★ファルージャ Ａｌ－Ｆａｌｌｕｊａｈ
・ハバニヤとサクラウィヤの、米軍陣地に砲撃
★ヒット Ｈｉｔ
・ヒット近郊に米軍が新たな車両廃棄場
USopensnewvehiclegraveyardnearHit
ヒットのイスラム・メモ通信員は、米軍が基地近くのバグダーディに、三番目となる残
骸の「墓場」を用意したと伝えてきた。
アメリカ軍はそのために広大な空き地を選んで、ナツメヤシと小麦、大麦が植えられ
ていた基地近くの一帯を整地した、とイスラム・メモが伝えた。報告によると、一週間以
上かけて、アメリカ兵が戦車、戦闘車両、ハンビー、航空機の残骸をアンバル州の各
地から、慌てふためきながら運び込んだという。
アメリカ兵はさらに非アメリカ人の兵士をもこの車両の「墓場」に埋めており、そのな
かには東アジア諸国出身者とならんで、アフリカ人とネパール人も含まれていた。
この新設された車両の墓場は、アンバル州に設けられたものとしては２００３年春の
イラク侵略以降、三番目の施設となる。アメリカ軍によってイラクに設置されたなかで
は、９番目の車両の墓場である。
タジとアブグレイブにある車両の墓場を含めて、バグダッド一帯だけでもこの種の施
設が数カ所ある。モスルにはガズラニ車両墓場があり、サマッラでは元イラク軍の砲術
・指揮訓練場に車両の墓場が設置されている。ディヤラにはサイダに車両の墓場があ
り、ナジャフとバスラにも似たような施設が見られる。
こうした施設はすべて四重以上の囲いで包囲され、誰一人として５キロ以内に近づく
ことさえ許されていない。２００４年２月には、まともな状態でイラクに車両を運びこむ費
用より、残骸あるいは使用不能となった車両を運ぶ費用の方が多い、と米軍が発表し
た。
★サマワ Ａｓ－Ｓａｍａｗａｈ
・イラク・レジスタンスが日本軍基地に５発の迫撃砲
IraqiResistancefiresmortarsintoJapanesebase
イラク・レジスタンス勢力は１日午後３時、イラク南部のサマワで日本侵略兵に占拠さ
れた基地に、３発の迫撃砲弾を発射した。日本軍は兵士にガス・マスクを着けさせ、キ
ャンプの外に出した。日本軍は新たな攻撃を恐れて、２時間、基地の外にとどまった。
★ウンム・カスル ＵｍｍＱａｓｒ
・ブッカの米軍基地における収容者蜂起の詳細
DetailsontheprisonuprisinginAmericanCampBucca
３１日にウンム・カスルの米軍ブッカ捕虜収容所で起こった蜂起について、収容者問
題委員会の関係者が詳細を明らかにした。この事件では４人のイラク人収容者が米軍
兵士の手にかかって殉教した。
同委員会のスタッフであるカリマ・ムハンマドは、最近のファルージャ戦で拘束された
大勢の収容者が、スプーンなどと同様に収容者に与えられているカミソリの刃や軽量
の金属板の破片を使ってナイフのように鋭い武器を作った、とイスラム・メモに語った。
ムハンマドは、それら手製の武器で武装した収容者たちが、収容者に食事を配って
いる警備のアメリカ兵３人を攻撃したと話した。一人の警備兵は殺され、他の二人は負
傷した。一人は失明し、もう一人は腹部を深く刺された。その後、他の収容者が鉄拳と
手製の武器で警備兵を攻撃した。カリマ・ムハンマドによると、そのことがアメリカ兵の
発砲を促すことになり、収容者４人が死亡したという。
殉教した（＝殺された）息子の遺体を受け取るために収容所の正面出入り口に立っ
ていた収容者の父親は、イスラム・メモに次のように話した。
「彼が拘束されたのは１ヶ月以上も前だから、私が息子のことで悲しむことはない。だ
が彼が同志のように殉教するのでなく、占領者の収容所で苦しめられたという事実に、
胸が押しつぶされるほど悲しまされた。しかし今、息子の身に起こった結末を幸いと思
う。神を讃えよう！ 息子が殉教したことを神に感謝するため、羊を屠（ほふ）って貧者
に肉を分け与えるようにと長男に言い渡してきた。息子は死ぬ前にアメリカ兵に復讐し
た。今、私は彼を誇りに思う。息子の母親に忍耐を与えよ、彼よりもわれらが良くなる
ようにと神に祈る」。
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２月２日 水曜 Wednesday,2February2005.
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★ヒット Ｈｉｔ
・レジスタンスが米軍の兵員輸送車を爆弾攻撃
★ファルージャ Ａｌ－Ｆａｌｌｕｊａｈ
・ハイウェイ上にある米・イラク軍の陣地を砲撃
・アミリヤト・アル・ファルージャの東で、米軍車列を待ち伏せ
・アミリヤト・アル・ファルージャで、集結中の米軍に迫撃砲攻撃
★ラマディ
・ハバニヤの米軍基地にレジスタンスがミサイル攻撃
★ルトバ Ａｒ－Ｒｕｔｂａｈ
・通行中の米軍車列を仕掛け爆弾で攻撃
★サクラウィヤ Ａｓ－Ｓａｑｌａｗｉｙａｈ
・サクラウィヤ近郊で米軍戦闘車両を待ち伏せ攻撃
★バグダッド Ｂａｇｈｄａｄ
・アブグレイブ近郊で、米軍集結地にミサイル攻撃
・イスラム聖職者（ウラマー）幹部会が選挙を「無効」と声明
BoardofMuslim‘Ulama’denounceelectionsas“illegal”
１月３０日に投票された偽りの選挙に関する最初の公式声明のなかで、イスラム聖職
者幹部会は２日に声明を発表し、あの選挙は「形式的にも内容的にも法的正当性に欠
ける」と非難した。
幹部会の声明は、大勢のスンニ派教徒がこのいわゆる選挙に参加しなかったと述べ
た。さらに、「選挙に参加せず、あるいは選挙をボイコットした多くの団体がある」と指摘
した。
同幹部会は国連に対しても、不正な選挙を「合法的」だと述べることによって、イラク
の問題に干渉することがないよう呼びかけた。
そしてさらに、この合法性のない選挙にもとづいて編成される「過渡的な」政府は、法
的な正当性を欠いたものであり、それが憲法を起草することは認められず、他国との
あいだに経済的もしくは安全保障上の条約を調印することも認められないと指摘した。
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※ URUKNEWS イラク情勢ニュース（webサイト）
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
※ イラク・レジスタンス・レポート
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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