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スペインで収監中のアルジャジーラ記者タイセル・アロウニに健康悪化の懸念(レベリオン誌)
インターネット情報誌レベリオンは2005年1月16日の日付で次の記事(アルジャジーラより翻訳・転載)を掲載しています。(全訳します)
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http://www.rebelion.org/noticia.php?id=10100
アルジャジーラ記者タイセル・アロウニの健康悪化が懸念される
アルジャジーラより
[スペインで逮捕されているアルジャジーラ記者タイセル・アロウニ氏の妻は、夫の健康状態が悪化していることを訴えている。原因は、彼女の表現に従えば「刑務所の劣悪な状況」である。]
アロウニの妻ファトゥマ・ザァラは、夫から健康状態の悪化と劣悪な刑務所の環境について電話連絡を受けた、と述べている。スペインの判事たちが約束したにもかかわらず1ヶ月間も医者が診療に来ないのである。
彼女はこれに関連して、彼の逮捕の2日後にある外科的な処置を強制されたことを示唆した。
そして同時に、他の囚人たちには週に何度でもキリスト教の僧侶がやってくることができるのに対して、刑務所にイスラムの僧や宗教家が訪れることは許されていない、と妻は付け加えた。
また、アロウニに弁護士がいまだに裁判の日程を知らされていないことを強調した。いくつかの情報メディアが繰り返し報道しているのと対照的に、である。
【訳出終わり】
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「死ねば良い」とでも思っているような。文中にある「外科的処置」については具体的には全くかかれていません。「イスラム過激派」として逮捕されている他の者たちも恐らく同様の虐待を受けているのでしょう。他のことに関してなら結構自由に報道するスペインのメディアは、この「対イスラムテロ」に関してだけは、見事に統制されており、司法当局が意図的に流す情報以外は一切報道しません。このレベリオン誌にしてもわずかにアロウニの妻がアルジャジーラに連絡をつけたという記事を転載するだけで、自ら調べようとは決してしていません。
右派、左派、主戦派、反戦派、親米、反米すべて、対イスラム戦争に関しては見事に統制されて一致した態度をとります。恐ろしい話です。何の力にもなりませんが、アロウニ氏の健康回復を祈るしかありません。