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64 :萬晩報でんぱゆんゆん :05/09/17 12:15:42
http://www.yorozubp.com/0509/050910.htm
『自民党への支持を打ち出した萬晩報に対して「マスコミは平等でなければならない」とのおしかりメールを何通かもらった。
萬晩報はそもそも個人が運営するサイトでマスコミではないことをまずもって言いたい。
問題はマスコミである。』
まあこれはよいとしても・・・次の文章は・・・電波が飛んでるような・・・
http://www.yorozubp.com/0508/050821.htm
アメリカン大学客員研究員 中野 有
『中国、インド、フィリピンの賢いアジアは、メード(お手伝い)を百万人規模で中東に派遣している。メードというソフトパワーでアラブの教育に貢献しているのである。民主化は時間がかかるが軍事より教育の方が効果がある。』
メイドで国際貢献???日本もメイドカフェを輸出してアラブ人の民主化に貢献すべきだな。
65 :無名の共和国人民 :05/09/17 13:36:43
>メードというソフトパワーでアラブの教育に貢献
え、ええ?
66 :無名の共和国人民 :05/09/17 13:37:51
アジアからの出稼ぎ労働者が手伝いとして中東の裕福な家庭に従事しているため、彼らによって間接的に自分の国のイメージアップや文化的アピール(ソフトパワー)が齎されているという側面から話をしているのだろうメイドと言っても身の回りの世話から子供の家庭教師まで各個人の契約によって様々
まあ、メイドと言われてメイドカフェ云々言っている人にはあんまし分からないだろうな
67 :無名の共和国人民 :05/09/17 19:03:01
>>66は中野大先生並に電波ゆんゆんだなw
>アジアからの出稼ぎ労働者が手伝いとして中東の裕福な家庭に従事しているため、彼らに
>よって間接的に自分の国のイメージアップや文化的アピール(ソフトパワー)が齎されて
>いるという側面から話をしているのだろう
「中東の裕福な家庭に従事」ってお前の脳内ソースでだろうが。
中東でアジアからの出稼ぎ労働者といえばタクシードライバー、看護婦家政婦など。つまり低賃金でキツイ現地の人間がやりたくない労働だからこそ出稼ぎとして受け入れられてるんだろうが。もちろんごく一部には教師の出稼ぎもいるが。
それをなぜか「アラブの教育に貢献している」とのたまうところが先生の電波たる由縁なのに。それに気付かぬとは。
68 :無名の共和国人民 :05/09/17 19:08:11
つうか、家庭教師雇える様な家庭ってのは最初から富裕層なわけで
そこに出稼ぎにいったからって「中東の教育に貢献した」とは言い難いと思う。
69 :67:05/09/17 19:14:48
ついでにサウジでもクェートでも低賃金の出稼ぎが職を奪っているので若者に職が回らないという現象も起きていて、それが反政府感情にもつながっている。俺のサウジ人の友達は3カ国語話せるのに半年も仕事がみつからない。
>>66の「彼らによって間接的に自分の国のイメージアップや文化的アピール(ソフトパワー)が齎されているという側面」なんて現実を知らない大嘘。
それにしても中野大先生は凄い。世界的な経済制裁下にあったアパルトヘイトの南アへ投資したレーガン米大統領を南アフリカ黒人解放の立役者と絶賛している。
http://www.yorozubp.com/0508/050821.htm
>則ち、白人と黒人の共通の利益の合致点が、平和と安定と黒人の教育水準の向上により
>共産主義化を防ぐことであるとすると、積極的にそれを促進することが大切である。
>レーガン大統領は、議会の反対にあったが南アへの投資を推進し、黒人への教育に力点を
>行う政策を行ったのである。
最後は
>この成功例をイラクに応用すると、
だと。先生に米国のイラク政策をぜひ任せたいものだ。
米帝滅亡の日早まるでありましょう。
70 :66:05/09/17 19:35:52
>>67
中野氏の発言が正しいとするならを前提で語ったがお気に召されなかったようで
では、アジア系の中東に対する出稼ぎ労働者の従事職業と人数の統計と教育(文化的領域も含む)に対する貢献の現状を示して中野氏と私の言っていることが無効である事を証明していただきたい
あと、君の友人であるアラブ人の証言も全体の一部しか反映されておらず、それをアラブ社会の全体とするのはいかがかと
71 :ガラフ@pace:05/09/17 20:21:19
アジア系の中東に対する出稼ぎ労働者の従事職業と人数の統計と教育(文化的領域も含む)に対する貢献の現状を示さなくてはいけないのは>>66の方だ。
「中東の裕福な家庭に従事」は脳内ソースと指摘されたのに反論できずに証明責任を転換とは恐れ入るな。さすが市民スレ出身のプロ奴隷さんは「知的」なことで。
ところで以下にクウェイトで若者の雇用問題と出稼ぎについて書かれた論文がある。つまりクウェイトでは中野大先生の御主張とは全く反対に出稼ぎが追い出されて行くわけだ。なぜ「国際貢献」が追い出されるのかな(笑)
秒殺だな。
http://www2.pf-x.net/~informant/kuwait/kuwaiteconomy.htm
『老齢者の増加により医療費・社会保障費等の国庫負担が増えるが、今後とも確実な石油収入が見込まれるクウェイト政府にとってこの点はさほど大きな問題とならないであろう。
しかしながら増加する青壮年層に対する失業対策(雇用確保)は非常に深刻な問題を惹起しつつある。
クウェイト人が高学歴化しているため青壮年層が労働市場に参入するのは下図より数年ずれるが、既に現実の問題となっているのである。
そのためクウェイト政府は、国内産業の育成・多角化及び外国人労働者の自国民への置き換え、いわゆるクウェイト人化(Kuwaitization)を重点政策として取り組んでいる』
72 :無名の共和国人民 :05/09/17 20:32:50
中野大先生は
>メードというソフトパワーでアラブの教育に貢献しているのである
とおっしゃられたのだが、現状は以下の通り。
『サウジアラビアで働く家政婦250名が国外追放に
現在サウジアラビアに滞在しているインドネシア人の家政婦は約25万人(正式な労働就労登録をしている労働者数)と言われている。
家政婦は個人の世帯に派遣され、就労状態が第3者の目に触れることが少ないため、雇い主とのトラブルが多い職業である。
インドネシア人家政婦も例外ではなく、在サウジアラビアのインドネシア大使館へは、1日およそ10件ほどの相談や苦情が寄せられているという。
相談窓口の担当者によると、それらの苦情の90%がセクシュアル・ハラスメントに関することで、60%が賃金未払い、12%は言葉による暴力、2%が無給残業の強制ということであった
(相談内容は複数に亘る場合があるため、合計値は100%を超える)』
性的におもちゃにされる家政婦が続出しているようだが、それのどこが「ソフトパワーでアラブの教育に貢献」なのだろうか(笑)
73 :66:05/09/17 20:55:22
>>71
そう、中野氏の主観を私の主観で再評価したまで
「裕福〜」は脳内ソースといわれたらそれは認める
だが有効なソースがない空間ではどれが正当か分からないので、あえて自分が不当であるとするなら正当であることを証明して欲しいと言ったまでだ
そして私は中野氏の考えを全部評価しているわけでないがハードパワーよりソフトパワーの方が浸透は容易いという点だけは賛同する
あと市民スレがどこか知らないがいきなり勝手な想像で人を汚くプロ奴隷呼ばわりするのが君のスタンスですか?あまり良い傾向とは思いませんね。
74 :無名の共和国人民 :05/09/17 21:03:43
>>72 リンクが抜けてる。
http://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2003_11/indonesia_03.htm
このサイトでしょう。ついでにサウジの失業問題と外国人労働者について述べているサイトもみつけました。
--------------------------------
http://www2.pf-x.net/~informant/saudi/saudization1.htm
『卒業シーズンの7月になるとサウジアラビアの新聞では雇用問題が紙面をにぎわす。急増する新卒者に対する社会の門は狭く、彼らの父親或いは先輩達が謳歌した完全雇用の時代は過去のものとなり、深刻な就職難の状況にある。公共部門は余剰人員を抱えた状態であり、政府は民間部門にサウジ人新卒者の採用を促している。
しかし低賃金で首切りが容易な外国人労働力に依存している民間企業は政府の政策に対し拒否反応を示している。このためサウジ政府は、企業がサウジ人の雇用比率を高めることを義務付けた「5%ルール」や、一定の職種については外国人の就業を禁じるなどのいわゆるサウジ人化(Saudization)政策を強行している』
--------------------------------
http://www5f.biglobe.ne.jp/~arabia/tushin/6.html
『サウジ政府は先日、金の売買をサウジ人だけが行えるようにする法律を発表しました。従来、金の売買はインド人など外国人が主に行ってきました。
法の施行後半年で貴金属販売店のサウジ人の割合を30%まで増やし、1年目に50%、2年目に100%のサウジ人化を目指します』
76 :74:05/09/17 21:12:03
>>73
>そして私は中野氏の考えを全部評価しているわけでないが
>ハードパワーよりソフトパワーの方が浸透は容易いという点だけは
>賛同する
それはそう。けれども中野先生はその結論を導くまでが「デムパ」なわけで。
>あと市民スレがどこか知らないがいきなり勝手な想像で人を汚く
>プロ奴隷呼ばわりするのが君のスタンスですか?
>あまり良い傾向とは思いませんね。
これはなんというか、
>メードというソフトパワーでアラブの教育に貢献
を>>73が必死にフォローした時点で誰でもプロ奴隷認定すると思われ。ついでに文の書き方がプロ奴隷くさい。理屈をこねつつ結論は「デムパ」ってところが。
掲示板『オルタナティブ@政治・経済』http://yy31.kakiko.com/x51pace/よりの引用
さて「メードで国際貢献」のお笑い中東分析も凄いがさらに問題なのは、アパルトヘイトに対する中野氏の分析である。
中野氏はレーガン時代の米国が南アにとった政策を絶賛し、それをイラクに生かせと主張しているわけだが、一体そのレーガン政権はどのような対南アフリカ政策をとっていたのか。ネットに詳細な年表が公開されている。
81年4月
4.14 米国務省のチェスター・クロッカー国務次官補が南アを訪問.南ア政権支持の意向を伝える.
4.16 前線諸国首脳会議,レーガン政権の南部アフリカ政策を批判する共同声明.
4.19 非同盟諸国外相会議,対南ア経済制裁の実施を国連に呼びかける決議を採択.
4.23 西側5カ国からなるコンタクト・グループ(米,英,仏,西独,カナダ),ナミビア問題で共同声明を発表.
4.30 国連安保理で,対南ア禁輸問題の採決.アメリカとイギリスが拒否権を行使.
81年5月
5.14 ピク・ボタ外相,アメリカを訪問.レーガン大統領と会談.レーガンは南アに対する「建設的関与」政策を提示.ナミビア独立とキューバ軍撤退をリンクさせることで,事実上,南アのナミビア占領継続とアンゴラ侵略に支持を与える.
なんのことはない。反共、つまりは米国支配層の利益のために人種差別国家である南アフリカに寛容な態度を示したというだけのことである。
そういえばあの石原慎太郎も元は「日本・南ア友好議員連盟幹事長」で、当時は「黒人に一人一票やっても南アの行く先が混乱するだけだ、独立してもやっていけないなどということを発言している。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/112/0110/11204130110006c.html
※日本・南ア友好議員連盟
http://www.h3.dion.ne.jp/~win-tom/page105.htm
「アパルトヘイト政策をおしすすめていた南ア白人政権との友好を目的に1984年6月に作られた自民党議員の団体で40人が参加した。二階堂進、竹下登、石原慎太郎など有力者が名を連ね、南アフリカの稀少金属や経済的メリット目当てに、高まる反アパルトヘイト世論と逆行する言動を繰り返した。
石原慎太郎だけではない。かなりの南アフリカに関係する日本人が、経済目当てにアパルトヘイト反対を妨害するような言動を繰り広げていた。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/112/0110/11204130110006c.html
三井物産の社内報「三井海外ニュース」にヨハネスブルグ駐在員が寄稿した文章
『ここ数年来、南アと日本との貿易は飛躍的に伸長し、それに伴い名誉白人は実質的白人になりつつある。最近は、多くの日本人が緑の芝生のある広々とした郊外の家に白人と親しみながら、そして日本人の地位が南ア白人一般の中において急速に向上していることはまことに喜ばしく、我々駐在日本人としても、この信頼にこたえるようさらに着実な歩みを続けたい。インド人は煮ても焼いても食えないこうかつさがあり、中国人はひっそり固まって住み、カラードは粗暴無知、黒人に至ってははしにも棒にもかからない済度しがたい蒙昧の徒という印象が強い。』
プレトリア日本領事館から帰国したばかりの前領事
『アパルトヘイトはけしからぬが、泥棒にも三分の理と言われるように歴史的背景や立場の違いというものがあり、南アには南アなりの主張があるように思います。日本の外交も、国連追随主義ではなくて日本独自の南ア政策を考える時期じゃないですか』
南ア日本人会の月刊誌「スプリングボック」に南ア駐在領事が寄稿した文章。
『黒人の政治的権利の付与も重要であるが、白人の巨大な経済権益の保護もそれに劣らず重要である。制裁措置とは逆に、西側諸国が一致して南アを助け建設的協力を行っていくことであり、また国内における変革を急激にではなく漸進的に実施していくことである』
南アの日本クラブの代表
『南アに暮らす我々日本人は、日本政府が科する包括的制裁の範囲内で、さまざまな困難があるにもかかわらず貿易関係を維持しようと絶えず努力し続けるだろう。両国の貿易関係は決して弱めることはできない』
さて、萬晩報にとんでも寄稿を行った話題の人物、アメリカン大学客員研究員の中野有も、反アパルトヘイト制裁下の南アフリカで生活している。
きっと彼は当時のこのような、名誉白人的地位にどっぷり漬かり、黒人より白人を好きになるという南アフリカ日本人社会特有の環境で過ごし、今もその名誉白人意識から抜け出せないでいるのだろう。
そしてアパルトヘイト崩壊の現実から、さらに自分がそのアパルトヘイトを支持していたという罪悪感から逃避する為に、レーガン的政策、つまり利益の為に不正義を見逃すという行為を肯定的に描こうとしたのが今回の彼の投稿だったのであろう。